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お受験ママの独り言。part2〜オモチャ大戦争〜 


みなさんこんにちは。
お受験ママ星人です。


前回に引き続きPart2となります〜。

今日話したいのは、
最近あった我が家のオモチャ大戦争。
別に勉強がどうとかって話ではないけど
ふふっと笑える瞬間はあると思うので
(おいハードルめちゃくちゃ上がってんぞ、ほんとに面白いんだろうな)
休憩時間にでも是非♡


まず、

我が家は自他共に認めるスーパー平民。
そりゃあもうめちゃくちゃ平民。

お受験界隈の方の中には
リサイクルショップに行ったことがない。
メルカリなんてインストールしたこと
一度も無いわ。

って方も一定数居るはず。羨ましい…。


だが言いたい。
最近めちゃくちゃ驚いたことがあった。


実は先日、ハードオフへ行きまして。

そもそも事の発端はテレビだったのだが…

息子が定期視聴している
アンパンマン大先生。
奴はすごい。

0歳児から、もう少しで3歳になる息子を
まだまだ虜にさせる魅力がある。

やっぱりあの、水戸黄門スタイルが良いのか。
勧善懲悪スタイルがハマるのか。
分かる、分かるぞ。
母も【相棒】(テレ朝)は大好きだ。

真相は定かではないが、
とりあえず、やなせたかし大先生には
感謝してもしきれないほど
お世話になっている。


話が脱線したが、
アンパンマンのCMは、やっぱりアンパンマン
を鬼のように推してくるのだ。

タカラトミーが全勢力を上げて
アンパンマンの製品を
買わせにかかってくる。

我が家の息子も、まんまと術中にハマり
アンパンマンのパン工房、
アンパンマンのピザ屋さん、
アンパンマンのお風呂でなんちゃら…と
おもちゃで溢れている。


そんななか、最近では
アンパンマンのキーボードを欲しいと
身振り手振りで伝えてくる。


アンパン!アンパン!
ピアノ!ほしーーーい!!
と、それはもう芸人顔負けの全力なのである。


キーボードのCMよ、
今週は流れないでくれ、と思うが
無惨にも毎週流れる。


そして毎週息子のアピールが始まる。

ちなみに言っておくと、
我が家には電子ピアノと、キーボードがある。

両方とも頂き物だが、
電子ピアノが我が家にやってきてから
(デカい…あいつデカいんよ)
娘はキーボードを使わなくなった。


先代キーボード先輩は、息子のオモチャと化したが、
いかんせんうるさい。

音量の最大値で、何の統一性もない
ドファラレドレソミ〜
とか弾かれると、
なかなかの嫌悪感なのである。


音量を小さくしようもんなら
未来の作曲家(2歳息子)が怒り狂う。

親としても、興味があることは良いことなので
やめさせたいとは思わない。


だが在宅での仕事中、
音量マックスのキーボードの音や
内蔵されているノリノリの音楽を
鳴らされると、どうにも集中できない。

アンパンマンのキーボードを買うか、と
思ったりもするが
自立式のやつは10,000円くらいする。

どうしたもんか…と考えていた時に
ふと思い出した。
子①(娘7歳)も同じ頃欲しがって
ハードオフで1200円で買ったじゃん、と。

そして2年ほど、
それはそれは使い倒して
減価償却甚だしかったな、と。


買った時からアンパンマンとバイキンマンは
動かなかったし、録音機能も壊れていて
本当にただ、音が出る機能と
アンパンマンの曲が流れるだけの代物だったが
さすがはアンパンマン大先生である。


何の文句もなく娘は使っていた。
ただそこにアンパンマンとバイキンマンが居る
それだけで何の文句も出ないのだ。

結局、音が出なくなり壊れてしまったが
感謝してもしきれない。
5000円くらいの価値があったのだ。


そして冒頭に戻るわけだ。


野望を胸にハードオフへ行くことになった。

トイトレに向けて息子のやる気を出させるために
とかなんとか理由をつけて、
買いに行くわけだが。
実際は自分の仕事が進まないからである。

本来息子だけを連れていきたかったが
休みの日で夫は用事があり出かけている。

そう、子①(娘7歳、最近の口癖は「前髪邪魔」)
も連れて行かねばならないのだ。


待て待て。母の予算は5,000円だ。
いや、ちょっと見栄を張ったな。3,000円だ。


握りしめた手には樋口一葉ではなく
野口英世が3人なのである。

アンパンマン大先生の中古のピアノだって
買えるか怪しい金額である。


だが置いて行くことも出来ない、
そして今日行かねば
また来週の金曜日、息子からの
ピアノコールが待っている。


そして戦地(ハードオフ)へと
旅立った3人。

途中の道で娘に聞かれた
「なんでトイザらスじゃないの?」
と言う質問には

「ママはね…SDGsって大切だなって思ってる」

と、全く上手くない返答をして向かったことは
ここに居る人たちだけの秘密でお願いしたい。

そして到着後、

衝撃の事実を知る。


アンパンマンのピアノが…無い…だと…。


嘘だろ…嘘だと言ってくれ。
どうしてだよ…室井さん…
どうして現場に血が流れるんだあぁっ
(踊る大捜査線世代のみんな、大好きだぜ)


くらいの衝撃。
アンパンマンのピアノを買えると思っていた
子②(2歳、最近年上のお姉さんたちと保育園で遊び、一人称は「あたし」。ジェンダーレスを体現し、時代の最先端をいく息子)

は、喚く喚く…。

必死の形相で代替品を探すと母の目に留まった
赤い蓋…
そこには大先生のお姿が。


そう、アンパンマンのパソコンだったのだ。


光の速さで手にして息子へ渡すと
輝きを取り戻した瞳がそこにあった。


ありがとうアンパンマン…
ありがとう、やなせたかし大先生…。
もう足を向けて寝られません。
(私はちなみに西枕で寝ていますが、先生は東にいらっしゃらないでしょうか…不安で夜しか眠れません…)


電池を入れてもらい動作テストも完了。


そして隣のレーンの【おもちゃ・ホビー】コーナーに居た
子②に声をかける。
すると持ってきたのは


【リカちゃんのペットハウス】の段ボール。


「これにする!」
「付属品も不足無いって!」
「リカちゃんも一体入ってるって!」


そ、そうか…良かったな…。


だが私は知っている。
リカちゃんのあの段ボール系の一式は
元値が5000円前後することを。

それがフルセットということは恐らく
3000円くらいする…
そして息子のパソコン、値段見るの忘れた…


やはり樋口一葉を差し出すしかない…。


だが仕方あるまい。
弟に付き合ってここまで来た上、
数日前に先生からお褒めの電話があった。
(賞をいただいた関係で)


若干上擦った声で
「分かった、買おうか…!」


と言って、
娘の箱を持ち上げて見てみる。


そう、ここからが今年いちの衝撃である。
(まだ3ヶ月しか経っとらんわ)

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