マドレーヌの書斎

優しさ、夢創家。 絵と曲と文章をつくります。 TikTokは疲れるから苦手です。 愛と…

マドレーヌの書斎

優しさ、夢創家。 絵と曲と文章をつくります。 TikTokは疲れるから苦手です。 愛と平和と数学とシュールをつくります。

マガジン

記事一覧

詩 『さらば』

僕が心を失った感覚も きっと誰も分からないんだ。 戻らなくて悲しいことも もう戻らないのが分かることも。 僕はなにを忘れようとして なにを大切にしようとしているのだ…

詩 『今になる』

目の前に赤土色の大きなドアがある。 この部屋を出るとまた同じ部屋。 いつかの僕がドアを開けて中に入る様子が見える。 今僕がいるのは過去か現実か未来か。 いつのまに…

詩 『死にたい夜』

深夜にリストカットする高校生は 同級生を八つ裂きにする夢を見る。 生きたくもないし死にたくもない。 やっぱり死にたいな。 全員が敵なんて辛いなぁ。 本当に全員敵なん…

詩 『エレイナルの終末』

磔にされた海賊、21世紀のヒロイン・ドクター 意味のないものに乾杯だ、チャールズドドソン 亡びる人類に献杯すれば 愛と恋の宗教のブルースがノックする。 とくとご覧あれ…

詩 『地の利を得たドーナツ“機械”』

瀉血ご無沙汰の魑魅魍魎は 中世ヨーロッパの戦争に同情して コウモリを下品にしていく。 文字だらけのアンドロイドは 芸術家の歴史に同情して 人間を正解なハンサムにして…

詩 『ネロネロネロQQQ』

令和は教科書を吹っ飛ばす内容の歴史をつくっているが、すぐ終わるから別に大したことはない。 一生懸命気楽になろう、一生懸命感謝をしよう。 生きていようが死んでいよう…

詩 『月光のハンモック』

起きる前までは平気なのに いまは背中の星空が柔らかくなっちゃう。 入り込んだら平気なのに ぼくはいつも気になっているだけなんだ。 高い天の星空に誰かがいるような。 …

詩 『アシクルプロス』

脳じゃない!心臓で詩を書く人は壊される。 消費を贅沢だと思い込む人は疑わない。 出来損ない!僕はアシクルプロスで待っている。 皮膚が伸びきった人は自分の歪を疑わな…

詩 『ノロマな日本国民は爆撃する必要がある。【政治的思想QKL「地獄」】』

地獄を見せろ。 馬鹿らしい政治に電線を張って爆裂させろ。 太陽フレアを爆発させる俺は馬鹿らしい。 ありふれた快楽にそろそろ気づいた頃じゃないか? はやく攻撃せよ。 …

詩 『楽園リゾートと2037年経済』

東京がやっとこさ乾いたので アスファルトの間からミミズが湧き出た。 コンクリートを埋めつくせば 鳥たちは飛ぶことを忘れる。 天使の味はスパイシー Twitterの梱包材は…

詩 『あべこべ』

奇妙なアタマをした若者が月に向かって笑ってる。 月の上の若者も地球に向かって笑ってる。 そのまま笑顔のままゆっくりピストルを出して お互いの頭を撃ち抜いた。 月の…

詩 『それは人間界の種類による』

日本酒で狂いそうに、どうも苦しそうに 愉しそうにあなたは人を殺すんだね。 唸れ、煽れ、邪魔すぎて通れないけど仕方ない。 内臓に空襲を起こせ、不謹慎の偶像崇拝。 ぬ…

詩 『人類学を爆撃せよ』

僕は疲れた時に天国についたことがある。 天国に生息する鳥は地獄を知らない。 さえずりに似た会話が聴こえる。 モノトーンのシルエット。 爆撃の革命家ブラッド様は 旅の…

詩 『オレンジランプ』

蝶々結びで駆ける丘 水無月の羽は後ろで舞う 幽閉しているような。 僕はひたすら楽しかった。 すこやかに光る木のランプが 黄昏時だからか、角度が違うからか オレンジに…

詩 『赤色物語』

今日、散歩をしていたら前から赤い犬が歩いてきた。 すれ違ってから「え、赤い犬!?」と振り返ったら その犬は青色になって僕のことをじっと見ていた。 僕は少しイラつい…

詩 『おばけ政治は宇宙人専用』

つめたく縛ったコックスコーム 過去が辛いから記憶が壊れる つめたく搾った熱帯ジャングル 生物が辛いから罪を犯したか 『微熱の端末は判断能力が欠如しているので十分注…

詩 『さらば』

僕が心を失った感覚も
きっと誰も分からないんだ。
戻らなくて悲しいことも
もう戻らないのが分かることも。

僕はなにを忘れようとして
なにを大切にしようとしているのだろう。
自然がいっぱいな所に行こう。
僕らはのんびりする方法を忘れたから
一生懸命のんびりしなくちゃね。
遠くで未だに唯一でいる貴方の方へ。

綺麗な世界にいたいのに
汚い世界は嫌なのに。
僕は知ったあとに
知らなくなりたいのに。

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詩 『今になる』

目の前に赤土色の大きなドアがある。
この部屋を出るとまた同じ部屋。
いつかの僕がドアを開けて中に入る様子が見える。
今僕がいるのは過去か現実か未来か。

いつのまにか森のお風呂場は開かれて
僕は泡をつくる芸術家。
いつのまにか空気は閉ざされて
僕はキャンドルをつくる数学者。

夏が来て美しいメロディが流れる。
この幸せに理由はなくて、
きっと僕は今アイスが溶けても
甘いロマンスだと思うのだろう!

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詩 『死にたい夜』

深夜にリストカットする高校生は
同級生を八つ裂きにする夢を見る。
生きたくもないし死にたくもない。
やっぱり死にたいな。

全員が敵なんて辛いなぁ。
本当に全員敵なんだなぁ。
リスカ見たら死んでください。
僕が死んだら見てください。

幸せな人には分からないし
助けを求めてもイライラするだけだし。
本当に僕のことを想うなら
その取り上げたカミソリで僕を殺して。

全員が敵なんて辛いなぁ。
本当に全

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詩 『エレイナルの終末』

磔にされた海賊、21世紀のヒロイン・ドクター
意味のないものに乾杯だ、チャールズドドソン
亡びる人類に献杯すれば
愛と恋の宗教のブルースがノックする。

とくとご覧あれ、ナッツにしとき
大きい十字架を抱えたら
とくとご覧あれ、僕だけにしとき
残るは我らが伝統の痣だ。

子供になった21世紀のロック・スター
冬のソナタは白く白くたゆたう。
君のアバラは無くなってから続いていく。
砂漠に降る雪は孤独の

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詩 『地の利を得たドーナツ“機械”』

瀉血ご無沙汰の魑魅魍魎は
中世ヨーロッパの戦争に同情して
コウモリを下品にしていく。
文字だらけのアンドロイドは
芸術家の歴史に同情して
人間を正解なハンサムにしていく。
世界平和のカカオ豆とカルトはBOXでマナー違反。
飲み込んだユニクロとコーラはMAXにウクライナ。
生き返らない子供の肩の形が変に見えるから
マドレーヌの書斎は月にあるらしい。

立ち入り禁止の資格試験会場は
政治経済の答えも表

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詩 『ネロネロネロQQQ』

令和は教科書を吹っ飛ばす内容の歴史をつくっているが、すぐ終わるから別に大したことはない。
一生懸命気楽になろう、一生懸命感謝をしよう。
生きていようが死んでいようが
歴史上の人物はカッコつける。

例えば
令和は「命はすべて平等だ」を掲げているが
絶滅危惧種保護の番組の後にゴキブリ駆除のCMが流れ
真夜中に桜をライトアップさせ、
より綺麗に見せるために桜の木の下の雑草を抜く。
私たちは人工の自然を

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詩 『月光のハンモック』

起きる前までは平気なのに
いまは背中の星空が柔らかくなっちゃう。
入り込んだら平気なのに
ぼくはいつも気になっているだけなんだ。

高い天の星空に誰かがいるような。
ぼくは何かを忘れてしまっているような。
ここは星しか見えないから
ここには星しかない。
とても綺麗だな。

覚める前までは平気なのに
いまは転がる月の裏側が見えちゃう。
落ち込んだら平気なのに
ぼくはいつも気になっているだけなんだ。

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詩 『アシクルプロス』

脳じゃない!心臓で詩を書く人は壊される。
消費を贅沢だと思い込む人は疑わない。
出来損ない!僕はアシクルプロスで待っている。
皮膚が伸びきった人は自分の歪を疑わない。

剃刀持った手で頭を殴って現す星型の友達、
ツインテールのアマリリス。
『貴方の下手っぴな死んだフリを見れたら
静かな笑顔が破れる風船に乗っかって
遠くへ行こうと思うんだ〜。』と言う。

膨らんでいるのは誰でしょうか。
縮んでいるの

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詩 『ノロマな日本国民は爆撃する必要がある。【政治的思想QKL「地獄」】』

地獄を見せろ。
馬鹿らしい政治に電線を張って爆裂させろ。
太陽フレアを爆発させる俺は馬鹿らしい。
ありふれた快楽にそろそろ気づいた頃じゃないか?
はやく攻撃せよ。
泣いてるだけでは何も起こらないね日本国民。
歴史で学んだ革命を起こせ日本国民。
ないものねだりにそろそろ気づいた頃じゃないか?

死にすぎた。生きすぎた。
「自殺オリンピック候補の諸君、
悪いのは自分か?それとも社会か?
自殺しても分か

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詩 『楽園リゾートと2037年経済』

東京がやっとこさ乾いたので
アスファルトの間からミミズが湧き出た。
コンクリートを埋めつくせば
鳥たちは飛ぶことを忘れる。

天使の味はスパイシー
Twitterの梱包材はコオロギー
いすのまちのコッシー
山梨県のおばあちゃんがファンタを飲んだよ。
知らないの?変なの

地面の中から上を向いた顔だけ出ている子供。
みんなは脳みそのトロトロスープは恐ろしい魔女のお得意料理だと思っているけど、彼は知っ

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詩 『あべこべ』

奇妙なアタマをした若者が月に向かって笑ってる。
月の上の若者も地球に向かって笑ってる。
そのまま笑顔のままゆっくりピストルを出して
お互いの頭を撃ち抜いた。

月の向きがおかしい夜に
誰にも伝わらない恋の物語が始まる。
25:00に夢の中で彼は
月まで届くナイフのはしごを登りきって笑顔で
エイリアンのどろどろしたアタマをさすっている。

ナメクジの上にロココ様式の三角フラスコを置いて
イスラエルの

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詩 『それは人間界の種類による』

日本酒で狂いそうに、どうも苦しそうに
愉しそうにあなたは人を殺すんだね。
唸れ、煽れ、邪魔すぎて通れないけど仕方ない。

内臓に空襲を起こせ、不謹慎の偶像崇拝。
ぬいぐるみに魂を吹き込め、克己心のYouTube魂。
これがスパイラルか、面白いw
都会の勉強会は量産革命を起こす。
お前はビートルズが僅かに掠れた幻覚映画を観る。
診られたい、殺されたい、なら地獄に行こう。

デタラメにカラスの糞を被っ

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詩 『人類学を爆撃せよ』

僕は疲れた時に天国についたことがある。
天国に生息する鳥は地獄を知らない。
さえずりに似た会話が聴こえる。

モノトーンのシルエット。
爆撃の革命家ブラッド様は
旅の身代わりを空に噴き出す。
風情を感じ涙を流す聴衆。
殺人犯のマイホームより。

僕は楽しい時に地獄についたことがある。
地獄に生息する鬼は天国を知らない。
救われちゃったら務まらない。

モノトーンのシルエット。
昭和のみすぼらしいリ

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詩 『オレンジランプ』

蝶々結びで駆ける丘
水無月の羽は後ろで舞う
幽閉しているような。
僕はひたすら楽しかった。

すこやかに光る木のランプが
黄昏時だからか、角度が違うからか
オレンジに揺らいでいる。
だからそのままで。

いつの時代でも約束をしたまま。
降りる樽は高く、
伸びた道はオレンジに、
繋ぐ手は高く、
伸びた手はオレンジに。

透き通った腕を振る丘
大粒の雨は後ろで止んでいる。
幽閉しているような。
僕は色

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詩 『赤色物語』

今日、散歩をしていたら前から赤い犬が歩いてきた。
すれ違ってから「え、赤い犬!?」と振り返ったら
その犬は青色になって僕のことをじっと見ていた。
僕は少しイラついた。
心が乱れると僕はそいつが犬かどうかも分からなくなったので、怒りが止んで今度は焦りに焦って、その青い生物に僕のポケットの中のものを全て見せた。
たぶんそいつを犬だと思いたかったんだろう。
その青い生物は僕の持ち物を見て、何か分かったよ

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詩 『おばけ政治は宇宙人専用』

つめたく縛ったコックスコーム
過去が辛いから記憶が壊れる
つめたく搾った熱帯ジャングル
生物が辛いから罪を犯したか

『微熱の端末は判断能力が欠如しているので十分注意してお使いください。』

衛星破壊の任務と恒星再生の任務
『贅沢と消費は違うのよ。』
攻撃ビームを放て、防御ビームを放て
白くなれ、黒くなれ。
それが端末建設における唯一の心得だ。
私に清き一票を。