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合格への教室選択と掛け持ち戦略

これからお受験を予定している全ての方が悩むであろう重要なテーマの1つ。

「志望校へ合格するためにどのように教室を使い分けるか」

大手教室では新年小、新年中、新年長の各クラスがまさに始まったばかり。
人気エリアでは満席/キャンセル待ちではあるが、一部エリアでは空席もあり、まだまだ新規申込のチャンスは残されている。

そんな状況下、いったいどの教室を選び、補完的役割である"掛け持ち教室"をどう選択すべきなのか。この戦略こそが来秋の結果に大きく反映するレバーの1つとなる。もちろん目指すべき小学校によりその戦略は変わってくるのは言うまでもない。

大手教室関係者のインタビュー記事にもあるように、コロナ禍による様々な外的要因により私立小学校の受験者数は年々増加の一途を辿っている。2倍校が4倍校、6倍校が10倍校のようにいつでも数字は良くない方へと傾く。

つまり以前までの準備ではこの高倍率を勝ち抜くことが難しくなっている。
実際2023年度考査においては、前受け校や難関と言われる1日校(11/1)にご縁を頂けないケースを多くみてきた。"2次募集"、"最後の砦が国立"と、想定以上に多くの相談を頂いた。

"根深い"という言葉が正しいかどうかは分からないが、この"教室選び"をするための材料は決して多くはない。身近な人に聞けば快く教えてくれるはず。と思ってもなかなか腑に落ちる結論に至らない。それはなぜか。

お受験関係者、大手や中小の教室、個別指導、それぞれがプライドやビジネスという利害関係を持つ。何より絶対に負けられない競争相手に"アシスト"になるようなことはできない。なかなか"本音"では教えてくれないし、むしろ足を引っ張ることも少なくない。

今回は、お受験パパ自身が難関校合格に至った教室選択と掛け持ち方法を正直に記載した。加えて、幼稚園やビジネス仲間、学友や友人他、今年難関校を勝ち取った複数合格者のケースも合わせて事例として追記した。

職業バックグラウンドの記載もあると、より自身に置き換えやすいと考えたため書ける範囲で記載した。多くの方に参考になるよう、「難関共学校、難関男子校、難関女子校」へ合格した各選択スタイルに分かれている。

細部の違いは見てもらえれば分かるが、難関共学校(タイプA)、難関男子校(タイプB)、難関女子校(タイプC)合格者により共通点とタイプ特有の選択傾向もありとても興味深い。

正しい教室選択をするだけでも審査でプラスに働く小学校もあることも分かった。まずは自身の志願するタイプとバックグラウンドを当てはめて見てもらえればズレた教室選びをすることはなくなると思う。


目指す小学校への選択肢が分かれば、これからどのような手段が必要かが見えてくる。まだ引き返せるタイミングなので、合格を勝ち取るために是非参考にしてもらえたら嬉しい。

以下詳細へと進む。

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