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カットでパーマの表情は変わる|三つのスタイルから見る印象の変化


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美容室OjOmano〜再現性サロン〜

スタイリストの倉田晋吾です!

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以前、再現性が高いスタイリングをするための手助けとなる方法として
ワンカールパーマ」についてお話をさせていただきました、まだの方は是非↓から一度ご覧になってみてください。

ワンカールと聞いて、皆さんは
クルンと収まるパーマのことでしょ?
と、想像する方も多いかもしれません。

と、いうことで今回はワンカールによってできるスタイルのバリエーションを
パターンに分けてご紹介をさせていただきます!

パーマは気になってるけど思い通りになるか不安
パーマってどんなバリエーションがあるか知りたい

こんな方にオススメです、最後まで是非お付き合いください。

パーマで一番必要なこと

先に結論から言わせていただきます。どんなパーマでも一番重要になるのは、
何を隠そうカットです。これ以上もこれ以下もありません。

美容室での仕上がりは美容師さんの手によって作られるものなので
ある程度キレイな状態になるのは当然ですよね。

ただ、お家で翌日〜次の美容室までスタイリングをするのはお客様であるあなたです。

この時の「扱いやすさ」や「もちのよさ」というものの大半を占めるのがカット。

良くも悪くもパーマというのは、適当に切って適当に巻いてもある程度スタイリングの腕があればそれなりに作ることは可能ですが、
1番良し悪しを実感できるのは先の「家でのスタイリング」です。

僕は、もちろんかけ方や最小限のダメージで施術をすることにこだわってますが、最もこだわっているのがこのカットです。

もちの良さ
毛先の表情
髪の動き

これらを作る土台としてカットは絶対に外せない大事な要素です。

これらを踏まえて今回は3パターン、カールの強さは同じだけど、カットの構造の違うスタイルをそれぞれ紹介させていただきます。

1、段の高さ(低)、まとまり感のあるスタイル

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こちらのスタイルはいわゆる「ワンレングス」のボブスタイルです。

ワンレングス:同じ高さに髪が落ちるスタイルのこと

なので、段はほぼ入ってない状態です。

このスタイルにワンカールパーマをかけると同じ位置でワンカールするため、
矢印の数は一つになります。
つまり内側に収まる丸みのあるボブスタイルが完成するわけですね。

さらにカールの位置が重なるため、裾に厚みやボリューム感が欲しい時などはこのようなパーマを施しています。

収まるスタイルが好きだけど、毎朝の丸みをつけるのが面倒な方にオススメのスタイルです。

2、段の高さ(中)、自然な動きを演出

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次はこちらのスタイルです。一つ目との違いはお分かりでしょうか?

そうです、段が入ったことでカールのズレが生じているんですね。
矢印が別方向に向いています。

ズレが生じることで毛先の動く幅が増え、ウェーブ感を演出してくれます。

ミディアムからセミロングまでのスタイルに相性の良スタイルです。

毛先の向きが一定方向ではなく、様々な向きを向いて良いスタイルですのでスタイリング剤をつけるだけで完成するスタイルになります。

印象としてもやりすぎてないナチュラルなパーマでオーダー数が最も多いスタイルです。

2、段の高さ(高)、はっきりパーマ感が欲しい方に

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さらに矢印の本数が増え、ウエーブ感がより強くなりました。

カットの構造は2枚目の写真よりもさらに段の高さが増え、カールのズレがより強くなっています

ウェーブのスタート位置も耳くらいの高さからの始まるパーマスタイルなので、はっきりとパーマだとわかるスタイルです。

ミディアムの場合はウルフスタイルとの相性もよく、ロングの場合は緩いウエーブスタイルにもなります。

コテで巻くようなスタイルに近づいてきますので、全体を巻くのが面倒という方にはぜひ試して欲しいスタイルです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

カールの形は同じでもカットの仕方で雰囲気もパーマ感も大きく変化します。

非常に奥が深いパーマの世界!

ぜひ参考にしてみて下さい。


最後までお付き合い頂きありがとうございました!

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