2月26日㈪

・朝起きて、パワプロのアプリをやって、止められなくなって遅刻しかけてしまう。
 中毒性の高さに背筋が凍り(実際には凍っていない)(常温)(ゆえに生きている)、昨日インストールしたばかりだけどアンインストールする。



・ホテルの部屋に人間がいた痕跡を消す仕事。
 美人のHさんと2人で、いつも働いている館から徒歩1分のところにある別館へヘルプに行く。
 かれこれ1年以上同じ職場で働いているのに、僕がエグい人見知りだし、Hさんもなかなかの人見知りだから、未だに「おはようございます」「お疲れ様です」「お疲れ様でした」しか会話したことがない。
 人見知りと人見知りは半永久的に仲良くなれない。

 ということで、今日も挨拶以外何も言葉を交わすことなく、作業終わりに事務室で二人きりになれたものの結局そこでも何も話せず、ひよってしまって「お先に失礼します」と言って僕が一人で先に出てしまった。

 が、いつも働いてる館に到着して掃除用具を自分の棚に戻そうとしたら、Hさんが先にもう片付け終わっていた。別館とこの館までは一本道で、僕が先に別館を出たのに。何が起きたのだろうか。ミステリー。さては、裏道があるのか。



・大学の先輩とやっているpodcast、一昨日更新された回は収録中に涙を流すほど笑ってしまった、手前味噌ながら神回と言っていいほど盛り上がった回だった。
 で、その回ではとあるネットニュースをもとにいろいろ話したのだが、そのニュースに出てくるインフルエンサーの方がpodcastを聴いてくださったようで、わざわざDMを送ってくださった。

 で、めちゃくちゃ怒っていらして、小学生が買わされる竹の定規くらい長い文量のDMが届いていて、「24時間以内に返信しなければこのスクショを私のフォロワーに晒す」とのこと。

 お相手はpodcast内での僕の発言に怒っていらっしゃって、僕はお相手の方が受け取った意味とは全く違う意味で発言していたので、そこは釈明しつつ、しかし怒らせてしまったこと、傷つけてしまったことは事実なので、過失だからって人を轢いたら逮捕されるのと同じで、ちゃんと罪は償わなければならないなと、小学生が買わされる竹の定規くらい長文で謝罪のDMを送らせていただいた。

 すると、お相手からまたDMが届いて、こちらもカッとしてつい怒ってしまったが誤解だったなら仕方ない、と許してくださった。
 振り上げたこぶしを何が何でもおろせなくなってしまう人が多いSNS界において、ちゃんと謝ったらちゃんと許してくださるという人間としての懐の深さがとてもありがたくて、感動すらしてしまった。怒らせてるんだから感動してる場合じゃなくて反省しろって話ですけども。

 僕は、ウィル・スミスにぶん殴られた人を見た時に「あ、俺もこうなるかもしれない」ってぶん殴られた側の人に感情移入してしまうくらい、うっかり人を怒らせる冗談を言うタイプ。
 今回のは、お互いが所属しているコミュニティが違い過ぎたことでお互いの持っている背景の違いから同じ言葉でも受け取る文脈が変わってきてしまったことによる悲劇であって、ウィル・スミスにぶん殴られた人がウィル・スミスにぶん殴られる要因となったジョークとは全然毛色が違いますけども、ほんと、今後気を付けないと、今回だって僕個人だけの問題ならまだしも先輩も巻き込んでしまいかねないから、気を付けないといけませんね。
 
 あと、一切怒らせる自覚はなかったとはいえ、podcastのネタにしたご本人のツイートに引用リツイートしたりとか、そういう迂闊なことは今後慎んでいこうと、そこは深く反省しております。



・人妻の家に行ってその家の子供に知恵を授ける仕事。
 九九が苦手な小学生、ちょっと九九ができるようになる。



・人妻の家に行ってその家の子供に知恵を授ける仕事。二軒目。
 高校1年生、こんどテレビに出ることになったらしい。
 あと、その生徒さん、南海キャンディーズの山里さんのことを知らなかった。
 なんか、あと数十年後、下手したら十数年後、には、この世から「有名人」っていうものが絶滅してるような気がする。

もしお金が余っていましたら、ください。