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写真集無事に発送開始!祝してちょっと裏話

こんばんは。
一箱30kgくらいのダンボールを運んで腰が悲鳴をあげている元岡です。

本日は祝!写真集発送開始記念!
写真集作りの裏話的なもの〜!!!!

という記事にします。

1度は頓挫した2作目の写真集制作

あれは昨年の今頃の事
インスタグラムでライブ配信を行って
「次の写真集はこんな感じで作ります!」みたいな宣言をしたんです。

証拠写真

たしかa5サイズで写真にテキスト入れて的なもの作るぞって宣言したんですがその数カ月後に取り止めたんですね。

今振り返ると、この宣言は焦りから出たものだったなと感じます
(はやく写真集作らなきゃ的な焦りです)

その写真集作るぞ宣言直後に写真にいつも映っているRicccoが体調を崩しました。
もっというとその前から体調はあまり思わしくなかった状態でした。

このとき、一旦ブレーキをかけてほんとによかったなって思ってます。

あのまま突っ走っていたら今回のPrivate Stock 1.5は生まれなかっただろうし、今後の撮影や活動にも影響があっただろうなと。

最初に作った写真集Private Stock 1.0
今回作った写真集Private Stock 1.5

僕にとってこの2作目の写真集Private Stock 1.5は最初に作った写真集と同じくらい、いや控えめに言ってそれ以上(言い過ぎ?)とても大切な存在です。(けっこうガチ)

この写真集は宣言の時のものとは
全くの別物。

改めて作ろう!と思った決め手が
2つありまして


1つが表紙の写真が撮れた事。

もう1つがRicccoの体調が回復した事。


裏話的なもの


Ricccoとの距離感が撮影毎に離れたり近づいたりまた離れたりと言葉を選ばずにいうと非常に不安定な状況の中での撮影が多かったんですね。

正直「今日はもう撮れないな」と思った日もありましたし、Ricccoも「今日はもう撮られたくないな」と思った日の写真もPS1.5には含まれています。(許可は取ってる)

もっというと撮ってない日もあります。
正確にいうと撮る予定だったけど撮れなくなった日だったり、撮ったは撮ったけど壊滅的に関係性が不安定でお互いにボロボロだったり。

ポートレートか?と聞かれると
「うーん、どうだろう?」と答えたくなるような写真も掲載しています。(もちろんポートレート写真もたくさん掲載してます)

撮影した僕自身、今でも見ると心がザワっとしてしまう写真達があってですね。
悩んだ挙げ句、掲載することにしました。

そういうものにしたかったんです今回の写真集は。

前回の写真集も今回の写真集もテーマは「自然体」です
多分この先も同じテーマです。


同じ自然体がテーマではありますが前回のものと比べるといくらかのリアリティを加えたつもりなのです。

感情の起伏を感じれるものに仕上がったと思います。

というのも実際に撮影中、お互いに感情の起伏を感じる事が多かったので撮れた写真もそんな空気感が閉じ込められている気がしてならないのです。

もちろんドキュメンタリーかといわれればそうではない。

製作者である僕の編集や意図が含まれてますので決してドキュメンタリーではありません。




ましてやドラマでもありません。





映画的でもありません。




あくまで


ひとりの人間が映った写真達
です。




今回のPrivate Stock 1.5にあるものは
自然体なポートレート写真といくつかのリアリティです。

このリアリティの部分に関してはSNSにアップしていない写真達です。
おそらく今後もSNSにアップすることはないかなと思います。

大袈裟な言葉になってしまいますがいくつかの写真は僕達の人生そのものという言葉で言い表す事が出来ます。


SNSでは見ることが出来ないRicccoの表情がそこにはあります。

印象深かった言葉との出会い

ある日、最初に作った写真集をひとりで1枚1枚眺めながら今までの歩みを振り返りました。
写真を見つめて、「このときはこうだった」「あーだった」「どうだったんだろう?」「こうだったのかな?」「だとしたら..」みたいに60ページ分ノートに書き起こしてたんですね。

するとふと「なんでこんなに思い出せるのかな?当時の心境」と疑問に思って考えました。
(記憶力いい方ではないので)

どうやら僕はRicccoの表情を見て当時の心境を思い出しているんじゃないか?という仮説にたどり着いたんです。

つまり「撮ってる俺の心境が、Ricccoの表情になってる的な?

確かに以前、僕が撮影でピリついてた時期に「あなたの写真はどこか緊張感がある」と写真仲間から指摘してもらった事がありました。確かに実際そうでした。(5年前くらいの話)

そう考えると、無い話ではないな。と思いRicccoに話してみたんですね。

「これってさ、俺の気持ちが多少Ricccoの表情に影響与えてるって事なのかな?」

するとRicccoが


私の表情はあなたの鏡かもね
と返してきました。



暫く考えて妙に納得したのを今でも覚えています。

実際に僕がRicccoの様に表情豊かなわけではなくて、どちらかというと表情筋がご臨終している方なので説明しづらいのですが

なんか腑に落ちたんですよ。
(説明の放棄)

この言葉は今の僕にとってとても大事な言葉となりました。
この言葉を胸に今後も写真を撮り続けたいと思います。

Private Stock 1.5を作って本当に良かったなって思います。今できる事はやりきった。
出し切った感が半端ないです。

まっさらな気分になっていますが、今後も自分達なりに写真に取り組みますのでよろしくおねがいします!



写真って面白いですね。


もっと写真が好きになりました。



無事に皆さんのお手元に届く様に願いつつ、梱包と発送手続き続けます!

最後まで読んで頂き
ありがとうございました!

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