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でち読書2023/05/02

・ショットとは何か Audible 残4:21
映画の話ということで、やっぱり出てきたかドゥルーズ「シネマ1・2」。グリフィスを観ろというので観よう。

・呪われた部分 kindle 22%
競覇的贈与における破壊と、そこで想定される「始原の地」についての十分な説明がなされているでねえか。うすうすみんなが感じてたことをちゃんと文章にしてくれていたという感じ。

それと、アステカの生贄儀式に使われる「奴隷」という記述をしている時に、おそらくバタイユはヘーゲルが使う語彙としての「主人」と「奴隷」のことを思い浮かべていたはずだよな〜と思うなど。

・わたしの外国語学習法p100~p114
外国語の本は素晴らしいぞ!お前ら(平均的外国語学習者)はとにかく本を読め!としきりに訴えてくるロンブ・カトーの勢いたるや

・キリン解剖記 読了
「バッタを倒しにアフリカへ」と併せて人に薦めた本。読み終わったものを送って頂いたので自分でも読んだ(未読で薦めたんかい!)。面白くて一日で読み終わる。

バッタの本もそうだけど、こうした研究・論文というものに興味が向いているものの、その真剣さに匹敵するものを持ち合わせてもいないわけで、どうしたものか

・日本史に学ぶマネーの論理
やっぱりモース贈与論への言及があった。4番目の贈与(神への贈与)に注目しているといえばゴドリエと思っていたけど、日本では桜井英治という人がいるんだなと思ったら、昨日買った「贈与の歴史学」の著者だった。これも読んでいこう。

・ハイデガー入門
なんか勢いで図書館で借りた。ハイデガー研究所の所長が「ハイデガーを読むのはとにかく大変なので…」と言っているのだから、相当大変なのだろう。そういえばダン・ザハヴィ「初学者のための現象学」でも似たような印象を受けた気がする。内容はほとんど忘れたけど「生活世界の構造」を読むきっかけになったやつ

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