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【詩】急に目がチカチカするようになり、目が見えることへの感謝の気持ちが湧いてきた

突然だった。
モニターの前で、ある種の運動をして休憩に入ったところ目の前がぐぅーっと暗くなり光でチカチカしだした。

瞬間的にはこういう経験はあったので特に最初の方は気にしていなかったのだが、10分経っても20分経っても視界の異変が変わらなかった。

モニターの文字が読めないことはないのだが、集中して読むことは不可能という感じだった。今はこうやって打てているので大分状況的にはましになったということだ。

とりあえず横になろうと思って目を閉じて仰向けでいると、無数の青く光る点と赤い点がパチパチみえてくる。なんだかそれが若干マトリックスめいた雰囲気があり、この世の見える世界というのは全部情報なんじゃないかという説についてリアリティが感じられた。

多少の見え方について改善はされたものの、依然として異常事態であることは変わりなく眼科にすぐに行きたかったのだがかかりつけは休みであった。

いよいよやべえと思い始めてGoogle検索をしてみると、

「光視症」「白内障」「閃輝性暗点」このあたりが疑われるようだった。
目の病気か脳の病気。この2択ということらしい。

どっちもやばいが脳だとMRIをみることになる。
なんとなく光視症の感じがある。

光についての反応という感覚があるからだ。
そんなこんなでちょっとずつ見えるようになったのだが、とりあえず別件で内科に用事があったので外に出た。

そうすると外の世界がまぶしいのなんの。
光で真っ白に近い空間を瞬きしながらなんとなくこう、と思って歩くという若干ゲームめいた感じになってきた。

なんか目がこのまま見えなくなったらどうしようという不安が襲ってきたが、「なら障害者手帳もらって、障害者年金受給して暮らそ」と気持ちが切り替えられてホッとすることができた。いろんな意見があるかもしれないが、人は配られたカードで勝負するしかないのだ。

昨日noteに書いた喉の異変を観てもらったのだが医者の所感でいうと別二期にしなくていいのではという内容だった。一応血液検査をしましょうということで明日、結果がわかることになる。

目が見えなくなるかもしれない、と思うことで目が見えていたことへの感謝というのが湧いてきた。明日寝て起きたら元に戻っているのか、それとも定期的に付き合っていかないといけないやつなのかはまだ分からないが、この状況如何ではまた持っているカードが変わってきそうだ。

なんにせよ、実家に戻って正解!


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