Midjourneyを商用利用する際の注意点まとめ
1.はじめに
①「Midjourney」の概要
「Midjourney」はテキストの説明文を入れることで、画像を自動で作ってくれる生成AIです。2023年8月現在は有料プランしかなく、無料で利用することはできません。
高品質の画像を生成してくれることが魅力となっており、初心者でも目を見張るような画像を生成してくれます。
利用の際には、Discodeと呼ばれる音声コミュニティツールアプリを入れる必要があり、ここから命令文を入れて画像生成をします。
②このブログの目的と読者のためのメリット
目的は「Midjourney」を商用利用する際の注意をまとめ、ある程度リスクの存在する生成AIとの付き合い方をより安全に行うことです。
読者のメリットとしての想定は「低リスクでMidjourneyを商用利用する」方法がわかることです。
2.商用利用の魅力
①商用利用可能なプラン
「Midjourney」の有料プランで生成した画像は商用利用可となっています。
Basic Plan(年間払いだと月8ドル。毎月払いだと月10ドル)
Standard Plan(年間払いだと月24ドル。毎月払いだと月30ドル)
Pro Plan(年間払いだと月48ドル。毎月払いだと月60ドル)
どちらのプランでも商用利用が可能です。
②「Midjourney」が提供する商用利用の範囲
つまり商用利用してもいいけど、こっちもその権利は持っているという感じでしょう。クレジット表記については特に言及されていませんが、著作者として記載欄が必要なところには「Midjourney」と記載するのが無難でしょう。
3.Midjourneyを商用利用する際の注意点
①●●風の画像は作成しないほうが無難
具体的な著作者や作品名を入れるような形でそれっぽい画像を生成することは著作権違反になる恐れがあるので作成しないようにしましょう。
映画名、俳優名なども同様に避けましょう。
②生成AI利用を禁止しているサービスでは絶対に使わない
単に反感を買うため、使用は避けましょう。
バレると思ったほうが良いです。
③生成した画像をそのまま使用せず、自分の手で加工する
なんらかの加工を施し、そのまま出すことは避けましょう。非常に酷似した画像が他の人用にも作られる可能性があるためです。
④生成画像の4隅のどこかに「著作権表記と思われる画像」があった場合はその画像を使用しない
稀にどこかのサービスからパクってきたのかと思われる4隅のどこかに著作権表記のようなマークがある場合があるようです。このタイプの画像が出てきた場合利用しないようにしましょう。
⑤Nijiスタイル及びNijiモデルの利用は避ける
ここで語るには重厚な内容があるため、とにかく個人利用でないのなら利用は避けましょう。
⑥Google画像検索で同じような画像が世の中に出回っていないかを確認する
実際に使う前にこのチェックを入れましょう。やらないよりはトラブルが回避できるはずです。
まとめ
商用利用自体はサービスが許可しているものの、そのまま生成結果を商用利用として使うのは問題があります。
そのため、ある程度リスクを抑えるため注意点をまとめました。
なにかっぽい画像をつくるのではなく、オリジナリティあふれる画像生成を目指しましょう。
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