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大健闘した石丸伸二氏に人格批判が殺到。あのさ、皆聞いてくれ

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私は1年ちょっと前にnoteで前のアカウントが凍結しました。

その理由は、ある記事が炎上したからです。

ちなみに、同内容で、Xも凍結しましたが、YouTubeは全くお咎めなしでした。

過激な内容を堂々と書いてしまって、今では反省しています。

しかし、今回、この文章を書こうと思ったのは他でもなく、昨年のその炎上した内容がXで余りにもバズっているからです。


まずは下記の投稿を見て下さい。


このような人格批判は昨年私が行った、芦屋市長の高島崚輔氏に関する論評と殆ど同じものです。

大変残念なことに 当時 私の言ってる内容に共感してくださる方は全くいませんでした。

それどころか私の発言の過激さのみを切り取って、問題発言だ 、やばい などと 炎上してしまいました。


一旦、皆さん立ち止まりましょう。

政治家の人格を批判するのは簡単です。「なんかおかしい」程度の違和感も、本当に大事です。

石丸さんを批判するなら、経歴ピカピカエリートの、既得権益批判ブランディングが優秀な選挙プランナーによって演出される現象全体に目を向けてください。

人格批判は全く本質的ではありません。


是非、昨年芦屋市長に当選した26歳ハーバード大学卒業の高島崚輔氏について、論評してください。

石丸氏だって高島氏だって、踊らされているピエロに過ぎないんですから。

成田悠輔氏もです。

全部、見てくれだけ繕った政治的なロボットです。



彼ら全員の共通点を説明しましょう。

1.代替可能な経歴の掛け算のみを肩書としている。
2.教育政策をメインの公約に入れている。


東京大学は誰でも入れますよね。また、どこかの市長に当選したり、海外の大学で学ぶことも、毎年一定数の人が派遣されるものです。

彼らはそういう、受けた教育や得た役職の名前だけを経歴に使い、中身を説明しないのです。

これは、決して何か理由があるわけではありません。単純に、話せることがないのです

経歴だけピカピカに塗っても、賢い人やちゃんと調べる人は騙せません。


また、2の教育政策の重視について、これは女性ウケを狙っているのだと思います。

教育という、リターンが不確実故に殆ど博打に近い行為に大金を(時に旦那を心地よい嘘で説得し、それでも足りなければ奨学金という負債を子ども自身に被せながら)払わねばならない母親のメンタリティは非常に不安定です。

一人で抱え込まないで、本当は周りの人の意見を取り入れながら自分なりに進めていくものではありますが、どうしてもそこに無名政治家の付け入る隙が生じます。

本来は教育政策など、二の次三の次でなければならないのです。なぜなら、150年前から殆どアップデートされていない公教育が腐敗した結果として私学人気が高まり、大学全入時代に突入したという経緯があるからです。

ここの腐敗を根本的に止めるような、本質的に学校教員全員を解雇するような政策でない限り、それは一周回って皮肉なことに、私学に資金を流すだけとなります。

故に、私は経歴ピカピカのエリートが「教育」の言葉を口にするのが極めて危険であると考えています。

「教育を誰もが等しく受けられれば、皆自分のように成功できるよ」


というポジショントークを自信満々に語る政治家の話に、途中の競争で落ちこぼれていった者たちは全く登場しません。

落ちこぼれていった同世代の人間達の存在を認めることができないのです。

そして、まだ物をよく知らない子供や母親にさらなる教育を受けさせ、国を豊かにするという嘘を吐きながら、世界に取り残された後進国の日本人として死んでいくのを肯定するわけです。

教育の成果はきちんと数字で測れる類のものではなく、結果が出るまでに時間が必要、かつどの部分が教育によるものか論証がほぼ不可能なため、有耶無耶になりがちです。

一刻も早く情弱狩りをやめさせる必要があります。彼らは優しい言葉で包みますが、背後に一定の厳しい資本主義によるプレイヤーの排除があることを忘れてはなりません。



まとめると、近年政治家の人格否定を伴う個人攻撃が流行しており、あたかも1人の人間の気分で政治的な決定が行われているかのような議論が起こりがちですが、これはメディアの質が低下した結果として人々の不安を煽るような報道をマスメディアが行わざるを得ないからです。

そしてこのような報道を真に受けてSNSでも同様の論調で政治家批判の真似事をするアカウントも、情弱の論理を述べているに過ぎません。

プーチンも安倍晋三もトランプも、悪意はなく、正しい方向への政治を時に露悪的に進めているだけです。


まあ、目眩がしますね。

もう残ってないですが、1年前の私が「石丸伸二を〇〇しないとガチでまずい」と毎日発信していた理由、そして一見被害妄想のように見えるその発言が、徐々にXでメジャーな政治家批判の一角になりつつあること、私が正しいことが少しでも分かっていただけたら

幸いです。




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