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2-13|ドローンユニットと複雑系【PPP-戦争論】

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歴史を俯瞰しながら向こう数十年に日本で内戦が起こることを予想する。日本の地理的性質に注目しシンギュラリティが社会をどのように変革するか、大胆に説明された本。21世紀中盤の主要なテクノロジーである自動運転についての考察をはじめ、この技術の悪用方法に触れながら、物流戦争を乗り切るための最新兵器「ドローンユニット」について解説する。




今まで話した戦争理論は全て道路という平面上でのゲームです。

しかし、現実世界では平面だけでは解決しない問題がたくさんあると思います。ですから、空間上でのドローンの振る舞いについても考察しなければなりません。例えば上から物資をヒョイヒョイと流してしまう仕組みがドローンと定石みたいのがあるんじゃないかと思うのですが、この辺りの話は難しすぎるので、2,3のヒントを提案させていただいて終了しようと思います。

小学生の時に未来の車を描いてみようみたいな課題があって、自分は丸い車を描いたんです。

当時は中学受験をしていました。小学6年生で中学受験の勉強をしていたので、ファインセラミックスという素材を知ってたんですよ。軽くて魔法のセラミックって呼ばれていて、ファインセラミックスでできたUFOのような、どっち方向にでも行ける車みたいなものを想像したんですよ。今思ったら笑っちゃうんですけど。

でもある意味でファインセラミックスを車体に使うという発想が正しくて、パリンと割れるような車なんですよね。パリンと割れる車を混ぜておくことによって、道路が効率よく封鎖できる話で使われる可能性がある。

また、ドローンはラジコンではなくて、1ダースがユニットで使われると思うんですね。12機1組みたいなユニットドローンで使われると思うんで、ユニット同士の干渉っていうのがAIによって制御されてて、無線の通信の話とかもあるんですよ、無線の通信でどういう順序で優先するか、最先端の研究であって、何の話かわからない方もいるかもしれないのですが、とにかくドローンのユニットをAIで制御するのは難しいんですよ。




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