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完結しないSDGs

ESGとかSDGsとか、そんな、おおきなことは言いません。ふだんやっていることがそれにつながればいい。スティック糊をやめて、昔からのアラビック液状糊にかえました。そう、使い切ることができるから。

ずっとスティック糊を使ってました。新聞の切抜きをノートに貼ったりするので、いつもカバンに入っていたし、会社の机の引き出しの常備品です。液状糊のように手につきにくいし、貼った紙が「よじれる」こともない。ずいぶん前に発売されてからずっと愛用していた。

キャップをとって、右にまわすと口紅のようなスティックがでてくる。塗った場所がわかるように青色だったのが乾くと透明になるのもる。終われば左に回してふたをすれば他にノリがつくこともないし、固形だから漏れることもない。

でも使い切れないのが不満でした。スティックの根元が数ミリくらいでてこない。台座にとりついたまま、紙にこすりつけても残ったままだ。仕方がないので定規の角や爪楊枝でノリをほじくりだしてつかう。一転して、面倒な作業になってしまう。

その点、液状糊は使い切れますが難点があります。残り少なくなると底にたまったノリが出口のメッシュまでたどり着くのに時間がかかる。かといって、逆さにむけておくとメッシュからノリがにじみ出て、ふたにつく。

そう、新品のうちはストレスなくつかえるのが、少なくなるとイライラするのです。

気がつきました。液をいつも1/3以上入れておけばいいのだと。このくらい入っていると、容器を逆さにむければ、ほどなく出口まで落ちてくる。少なくなれば新しいのを買ってきて、つぎたせばよい。残液は新しいのと混ざって使い切ってしまうので無駄がない。そう、2本持ちです。

でも課題がありました。この糊、2本が3本になり、今5本になってしまった。だれかにもらってもらおうか、いや、同じことになるなあ。詰め替え用親分サイズのにするか。でもそれにも残るよなあ。水で薄めたらくっつかないだろうし。わたしのSDGsは完結してません。