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CO2は労働組合をかえる

連合、芳野さんの行動がなんか、変だ。立憲とは共産党との選挙協力をめぐって溝がみえ、国民民主もふくめて支援政党を明示しない。一方で自民党への接近が、麻生さんのドヤ口調で語られる。

組合員が減少し、組織率も低下した。かつての、「総評」「同盟」の面影はない。昨年の会長人事で芳野さんがえらばれた。彼女の方針によるものもあるだろうが、それ以上に、CO2が影響しているのではないかと思う。

「官公労は公務員だからいいが、民間労組は会社が利益をあげないとメシを食っていけない」という人がいる。日の丸であった親方会社自体に危機感が生じた。日本の産業の頂点はクルマ、それがEV化の波にもまれ、電力会社も石炭火力の見直しは急務だ。

そう、根っこはCO2、脱炭素による産業構造の変化だ。ウチの会社は大丈夫だろうか、トヨタでさえそう思うのだから、他は推して知るべしだ。会社の存続が問われている。

かといって、自民党なのでしょうか。

勤めている会社も、前の会社も労働組合はなかった。だから、組合活動自体をわたしは知らない。けれども、労働者の権利を守るのが労働組合、その交渉相手は経営者だと理解している。そう、個社単位が基本だ。

中央労組が支持政党をきめるのもおかしい話だ。会社ごと、個別にやればよいこと。芳野さん、立憲だ、国民だ、自民だとフラフラするのだったら、いっそのこと、解散して個々の組合にまかせたらどうですか。共倒れは元も子もない。労組幹部はもとの会社にもどって、会社を支えてください。

解散しないなら、中央労組は、最低賃金をもっとあげるとか、個人事業主や非正規など弱い立場の労働者を守ってはどうですか。