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天然水は必需品

「たくさんお買い上げいただき、ありがとうございます。うれしいです!」
レジを終えて2Lペットボトル6本入りを8箱、家人とふたりで半分ずつカートに積み込んで駐車場に向かおうとしたとき、声をかけられました。
 
70歳くらい、カート集めの男性です。アルバイトでしょうか、そんなことを言われるのは初めてでした。逆に、「安売りのときに、8箱も買い占めて」と内心思われてはしないかと余計なことを勘ぐってしまいます。
 
東日本の震災からですね、ペットボトルの水を買い置きするようになったのは。あの時のスーパーのペット水棚が空っぽになったのを忘れることができません。以来、8箱分(2Lボトルが48本)を開封して台所におき、未開封の8箱を押入れに買い置きしています。そう、100本近くの手持ち在庫です。
 
S社が天然水を10月から20円値上げするとHPで通告しています。原材料費の高騰が理由だそうですが、天然水は上がってませんよね。容器のペットボトルはナフサ高である程度の値上がりはやむをえないとしても、1本20円にはどうみてもつながらない。
 
ウチはS社の天然水オンリーです。こうなれば防衛しかありません。幸い、賞味期限は長く2年ちかくある。安売りのときに8箱買いを秋まで続け、今まで以上に在庫増しをするつもりです。焼酎やウイスキーの水・お湯割りはもちろん、炊飯、おかゆ、これでないと美味しくありません。そう、必需品なのです。
 
カート集めの男性のように声かけをされると、気兼ねなく、胸張って水集めができる。水はあのスーパーに限る、という気持ちになりますよね。