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「美しい日本語選び辞典」のうたい文句に心を揺さぶられた

「美しい日本語選び辞典」(学研プラス)を本棚から取り出した。買ったときは自分なりに努力しようと思っていたはず。だけど三日坊主で終わって飾り物になっていました。あらためて手に取ると、note描きの悩みにぴったりくるうたい文句を発見しました。

曰く。
「自らの文章が己の理想に届かぬことを嘆き、物思いに耽る日々をすごす字書きのみなさまに寄り添える辞典」
「ぼんやりとしたイメージから言葉を拾い出せるしくみで、執筆中に心が折れないよう工夫している。」

コンサイス並みの大きさでしかも1㎝ほどで薄い。ポケットにも入るし、常時カバンにいれても邪魔にならない。
930 項目の見出しと、子項目あわせて2640。多少時代がかった言葉もあり、すべて使いこなせるものではない。自分が使えそうな言葉をピックアップして再編成しようかと思っています。

先日、三島由紀夫の「橋づくし」を読んだ。文豪の観察力と語彙力、表現力には比ぶべくもないのは横においても、少しでも語彙力を高めていきたいと改めて思った次第です。
曰く。
「ことばを紡ぎだす人の悩みは尽きることがありません。」