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人生の悩みごと、回答します。

知らない人から悩みごとを相談をされても困ります。責任持てませんし、あとあと引きずってもイヤだし。でも、これって、離れた立場で回答すると、勉強にもなるし面白い。新しい趣味を見つけて、すこしハマッテます。

毎日新聞は週に3日ほど「人生相談」欄が掲載される。あるとき、渡辺えりさんの記事をみて、スパッと切れ味のよい回答に感嘆したことがあります。爾来、ほかの回答者のも含め、かかさず読んでます。

しばらく前、ある回答者の答えが腑に落ちないときがあった。そんな回答じゃ少し物足りない、こう答えればいいのに。そのとき、ひらめいたのが「答え合わせ」です。

質問だけ見て、渡辺さんや他の人のかわりに自分流の答えを書く。考えるだけじゃだめです。箇条書きでもよいから書く、そうしないと回答者の考えに擦り寄ってしまう場合があります。そのあとで回答者のと比べてみる。趣旨が一致するのがよいというわけではありません。

今日のはこんな感じでした。
相談:56歳女性。肉親があいついで他界した。夫の給料が減ったので、自分が仕方なく転職したが会社になじめない。家族は健康で優しいが幸せを感じない。どうすれば心から笑えるか。

私の回答:仕事は我慢して続ける。2-3日休暇をとってひとりで旅行してみる。仕事と家族から離れて生活を振り返り、よいところを探してみる。

渡辺さんの回答:今の仕事を辞め、必要なお金を計算して別な仕事をさがす。自分の仕事によって喜んでくれる人の顔を想像し、その仕事について語り合える友人をみつける。

正反対ですね。
わたしは家族との接し方をポイントにしました。渡辺さんは仕事を通じた人生再構築、まだ56歳、積極的な外との取り組みをすすめました。

いかがですか。
いろんなケースで、経験からくる漠然としたトシヨリの考え方を整理できます。そして回答者との見方のちがいが、また勉強にもなります。