最近の読書。スピ系、オカルト系が多い。#225~245

最近、読書感想文をさぼっていました。
まとめて一挙に。

#225『シルバー・バーチの霊訓5』
#226『シルバー・バーチのスピリチュアルな法則』
#227『シルバー・バーチの新たなる啓示』
#228『シルバー・バーチの最後の啓示』
 私にとって魂の師であるシルバー・バーチの本の、なんとその後のシリーズがあったと知り、読む。#226は充実。227,228の内容は薄め。『5』は旧シリーズ。とても素晴らしい内容。

#229『アレックスと私』アイリーン・ペパーバーグ
 オウムには「猿真似」をはるかに凌ぐ知力があったことを明らかにする笑いと感動の実話。とても面白く、この神秘に満ちた生命世界を見る目を新たにされる。

#230『フィンドホーンの花』アイリーン・キャディ
 神の声を聞いて霊的共同体を築き上げた著者の超・波乱の人生自伝。神に従う人は誰しも苦しみの道を歩むが、この人の人生はあまりにも壮絶過酷。流石にこれは引き受けられない…と思った。

#231『オーラソーマ』ヴィッキー・ウォール
 一方、この人は神の声を聞き、やはり波乱に満ちた人生を歩んだが、その大きな苦難にもかかわらずひたすら明るい。とにかく人格がかわいらしい。オーラソーマを体験したくなる。

#232『枕草子』清少納言
 以上のようなスピリチュアル系の本に加えて瞑想三昧なので、バランスを取らないといけない! 古典文学を読む。現代に通じる人間批評眼が面白いが、性格が悪いと感じる。友だちにはなれなさそうだ。

#233『魂の帰郷』藤崎ちえこ
 しばらく前から気になっていたヘミシンクに関する最初の本。

#234『光を放つ子供たち』トーマス・アームストロング
 トランスパーソナル心理学とはこういうものかと初めて知った。現代に通用する数少ない心理学と言えそう。心という世界の広大な広がりを何とか学術として体系化しようという労力に感心した。

#235『神話の力』ジョゼフ・キャンベル
 学生時代、大きな影響を受けた本の再読。当時では決して分からなかったレベルで理解することが出来、人類の精神世界の奥深さと神秘を改めて知ることが出来た。

#236『オラクル・ナイト』ポール・オースター
 うん、まあ…なかなか、というくらいの小説。良いとは思わない。

#237『人ははるか銀河を越えて』坂本政道
#238『死後体験』坂本政道 
 ヘミシンク関連。

#239『誰も書けなかった死後世界地図』A.ファーニス
#240『誰も書けなかった死後世界地図3』
 前から気になっていた本の紹介、引用、抄訳。『1』は入門としては良い。無駄に軽佻浮薄だが。『2』は更に軽くて読むに耐えない。『3』が素晴らしい。

#241『究極の旅』ロバート・モンロー
 ヘミシンクの創始者。やはり他のヘミシンク関連の本とはレベルもスケールも違う。しかし理解は非常に難しい。

#242『臨死体験』立花隆
 臨死体験を中心に、魂、死後の生、ESP、体外離脱などを幅広く扱った本。取材対象が驚くほど広く、非常な労作だが、いかんせん著者が拒絶的、懐疑的、唯物論的なので(唯物論的を「科学的」と混同している典型的インテリ)、魂の存在がオカルトではないことを分かり切っている私のような人間には、ひたすらイライラさせられる、精神には害毒な本である。が、情報収集には役に立ったので、頑張って斜め読みしつつ上下二巻制覇した。

 忘れていた、追記。
#243 『Kーパックス』ジーン・ブルーワー
 映画『光の旅人K-PAX』が好きすぎて原作を読む。結果、映画がすごすぎたことが分かった。

#244 『あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣』原貫太
 実は著者のマンスリーサポートをさせて頂いている。今の世界の問題を、分かりやすく現場目線で伝えてくれる良書。

#245 『風をつかまえた少年』ウィリアム・カムクワンバ
 アフリカ、マラウイの少年が、半原始的・魔術的な環境で育ち、やがて学校教育によってではなく自らの好奇心によって科学を学び、遂には自力で風車を建て、発電するまでの実話。人間にとって知性の目が啓かれることが、いかに精神を自由にし、人生に希望を持たせ、人と人を繋げる力になるかということが深く伝ってくる好著。ただし、長い。科学的な説明なんかは素人の私には分からないのでばっさりと割愛してくれて良かった。半分の分量だったら、人に勧めたい本である。

 

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