母の嫁入り

私の母は血液🩸も骨🦴も癌で犯されています。

20歳で嫁入りした母は、若くして嫁いだ先であらゆる仕事を覚えて、働き続けることになったのでした。

🌾　🐷　🐂　🐓　🥚　👱‍♂️👩　👧👧👦

どんな仕事をし続けることになったと思いますか？

🌾精米所での仕事！
🐮血統書付きの牛を数頭育て、子牛を産ませては面倒をみて、市に出す役も担っていました。

🐖たくさんの豚の世話も、後を継いでやることに！出産の時は私も小さいながら手伝ったなぁ。
🐓たくさんの鶏とチャボの面倒もみて、朝ごはんに必要な卵だけは、私たちが朝一番に拾っていました。
庭をママ鶏🐓とひよこ🐤が散歩する様子は幸せを感じたな🐤

🌾田仕事。米作り(早期米)
🐮畑仕事。牛の餌になる『エンバ』という美味しい草を育てていた。
🌽季節によって作る作物は変わる🍉🍠

🍚家事🧺🧹🧽風呂♨️庭掃除🧹
👱‍♂️👩義理の姉弟との同居・世話

20歳の母には、新婚さんなんて時代はサラサラとすぎていくばかりだったでしょう。

私を先頭に20歳、23歳、31歳で子どもを産んだ母🤱

産後も休んでなんかいられず、24時間では到底足りない仕事量をこなしながら、今はもう83歳。

精米での話は記憶に強い‼️
責任感の強い母は、朝速かろうと夜遅かろうと、時間など関係なく

『今夜のお米がないのー』

と言われれば、お風呂上がりであろうと、体調を崩していようと、その人の気持ちになって、単車で直ぐに米をとりに行っては、精米をして、届けていた。500円でやっていたのが記憶に残っている。〜これが私たちの給食費になる。

20歳から歳をとるまで、重い米俵を持ち続けた母の腰も背中も骨折を続けていた。

頑張ったその身体は、徐々に脆くなっていたのだった。

それに気づかずにいた私たちに、医師は
『もう10年以上前から癌は進行していた』
と話す。

頑張って生きてきて、やっと旅行でもしようかと思った矢先、治療が始まった。もちろん、家が好きな母は入院ではなく、通院で治療している。

そんな母が弟を出産するときの、貴重な話をしています。

時間のあります時に、ぜひ、ご覧ください。