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看護専門学校卒業式での講義

🌸済生会川口看護専門学校卒業式🌸

お題。

【 命の尊厳とおもてなし 】

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皆さん、3/3はご卒業おめでとうございます㊗️🎉

気候に恵まれて、笑顔で迎えられた卒業式🌸…の〜3日前に☝️

私は『卒業式に伴い、卒業生・在校生全員・先生方』に向けての講義を90分させていただきました。



卒業生である3年生は、この3年間はずっとマスクでの生活をするばかりか、休講になったり、お友達との触れ合いも恩師との触れ合いも敵わない日々が続いた皆さんです。



ただでさえ、看護師になるにはとてつもなく忍耐と努力と笑顔が必要とされます。



流した涙を飲み、頑張れない心を奮い立たせ、仲間同士で乗り越えてきたこの3年間を思うだけで、講師として登壇しながら、皆さんの目が訴えているものを感じるものでした。



その全て乗り越えてこの日を迎えられた一人ひとりをほめ、仲間たちにありがとうを伝え、恩師に感謝を伝える時間となりました。



私の戴帽式は親が見ることが叶いましたが、この卒業生はそれが全て叶いませんでした。



戴帽式での凛とした厳かな姿を、家族に見せてあげたかった。それが叶わないのは辛いものです。



在校生である2年生は、それが叶ったと聞き、良かったね🌸と心から思いました。その分、卒業生が不憫でなりませんでした。

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さて‼️
私が初めて門をくぐり講堂へと向かう際に、マスク姿の私たちは挨拶を交わしました。※当たり前の話をしているのではありませんよ😊

※卒業生が学んだことのひとつに、大きな事柄があることを強く感じたのです。

『何だと思いますか?』



《 マスクをしているこの姿で、どうやって相手に心の笑顔を届けるか 》

それを自然に身につけられていたのです。素晴らしいことです。



努力もされたことでしょう。
鏡を見て患者さんに不安を与えない表情を研究したことでしょう。

その全てが、目と体から現れてきているのです。驚きましたし、とても気持ちが良かったのです。

🌸

私の講義を90分聞いたあと、『いつもの90分は長いのに、今日はとても短く感じました。先生ありがとうございました!私頑張れます!』と皆さんに言われてしまい、嬉しくてたまりませんでした😊



ほか、卒業生が一人ひとり前に出て、30秒スピーチをしてくれたのです。

先生方も生徒さんの心の思いを直接に聞けて、感動して泣いていました。



もちろん私も、素晴らしい‼️というより、尊敬の気持ちがどんどん湧いたのでした。



最後に、私の持参した『もしも今日、あなたの大切な人が亡くなったとしたら』をプレゼントします🎁と発するや否や、欲しい‼️という声と、手が一斉に挙がりました。

❣️嬉しい😃❣️~私の心の内😆

先生とのジャンケンで勝ち抜いた人に差し上げました。もちろん、サイン入りで🌸

他の皆さんはAmazonで…と言うと、大声で笑いが出ました🤣

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最後に見送られるときは、拍手と歓声とバイバイ👋とが入り混じって、お別れしました。

しばし、控え室で校長先生と語らい、私は帰路に着いたのです。



いついつまでも心に残る2/28でした。皆さまとのご縁に心から感謝いたします🌸



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安部由美子_『もしも今日、あなたの大切な人が亡くなったとしたら』(青春出版社)絶賛発売中!
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