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[74点] 星のカービィ

星のカービィは今年で30周年である。つい最近新作のディスカバリーも発売され、今のところは家族がプレイするのを見ているだけだが、終わったらおじさんもプレイしてみようと思っている。

さてそんなカービィ。せっかくアニバーサリーなんだから、原点から始めてみようと思い立ったのである。いやはや、積みゲーがたくさんあるのに、思い立つなと自分に言ってやりたい。

任天堂の可愛い打線

30年前の1992年、おじさんにとってゲームの情報源と言えばTV CMである。本作もかなりキャッチーなCMが放送されていた。

自ら絵描き歌をぶっ込んでくるぐらい、任天堂は本作を可愛いキャラ路線で売ろうとしているのが見え見えである。そしてそんな絵描き歌に小学生たちは成す術もなく、ハマるのである。

当時の小学生は誰しもノートの端っこにカービィを書いていたのではないだろうか。とにかく歌は記憶に残りやすい。そして絵に描くのも簡単とくれば、別に絵が得意な子だけのものじゃない。

コピーなんていらない、1992

さて思い出話はこれぐらい。というのも、おじさん、CMでカービィを知り自作のカービィ漫画を描くぐらいには大好きだったのだが、ソフトは実際には買わなかったのだ。

一応、ファミコンの夢の泉の物語や、次のナンバリングタイトル、星のカービィ2はプレイしたのだが、本作は初プレイである。

そしてそして、本作を語る上ではこれを言わなきゃいけない。「たしかそうじゃなかったかな~」と記憶もあやふやにプレイを開始したが、やはりそうだった。本作、まだカービィにコピー能力はない。

ただただ、敵を吸って吐き出すだけである。呼吸である。

コピーがないと楽しさは半減である。それは間違いない。ただ、もう今作でカービィの可愛いアクションは完成されていると言っていい。空気を吸い込んで空をパタパタと飛ぶ姿、高所から落ちて地面でバウンドする様、どれをとっても既に"俺らのカービィ"で、「あれ?自分はカービィのリメイクをやっているのかな?」と思えるぐらい、古さを感じさせない。

まとめ

というわけで、単純にアクションゲームとして見たら凡作なのかもしれないが、逆に言うとカービィを愛でるのに特化した作品でもあるので、未プレイの諸氏はすべからくプレイするのが吉と出ています。やるな桜井。

1時間ぐらいでさくっとクリアできちゃうのも逆に良い。カービィ好きおじさん的には74点!

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