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パークゴルフポーチver.4(薄型)③ 前胴・後ろ胴縫い合わせ~チリ落とし~コバ磨き

回で工程の終盤まで参ります。


1.前胴・後ろ胴の縫い合わせ

①前胴と後ろ胴をボンドで接着します。

②縫いのラインを引きます。

※のちにチリ落としをするので、5mmのラインで引きます。

③縫い穴をあけます。

④平縫いします。

側(前胴側)のステッチラインはまっすぐにすることは容易なのですが、裏側(後ろ胴側)もまっすぐにするのは結構難しいんですよね。

こんな風にほぼまっすぐに縫えるようになるまで、レザークラフトを始めて毎日のように作品作りを通して縫って2・3か月はかかりました。

一定のリズムや角度で穴あけをするというのがポイントです。


2.チリ落とし

①ステッチラインに対して外側に3mmのラインを引きます。

②よく切れる革包丁・カッター(黒刃)・小刀などで一息で切ります。

※何度かに分けて切ると、分けたタイミングのところに段差が生まれるので、一息で切るといいです。結構力が必要なので、私の場合、革包丁で細く息を吐きながら一気に切ります



3.コバ磨き

チリ落としのおかげで、コバにほぼ段差がない状態からスタートできます。

①ヘリ落としをします。

②トコプロ(水性コバ剤)で磨きます。

③目止めを塗ってコバを固めます。


目止めを塗って乾かしているところ


止めが乾いたら、指で滑らかさをチェック。

ざらざら感があれば、ヤスリがけ(320・400番)して、トコプロ磨き。

そのあとは、

④再び目止めをぬります。※樹脂系顔料コバ剤の下地となる。

⑤バスコorフェニーチェ(樹脂系顔料コバ剤)を塗り、乾かします。

※2~3度重ね塗りする。1回につき30分以上乾かす。


樹脂系顔料コバ剤を乾かしているところ


バ磨きの写真にちらっと写っているグレーの物体は、試作品です。

これはミシンで作りました。

試作に時間をあまり割きたくないのと、ミシンの練習も兼ねています。

頭の中のイメージをなるべく早く形に残すことが大事だと考えています。

もちろん、手縫いの方が丁寧さは増すのですが。


バ磨きが終わった後、さらに穴をあけて、カラビナを付ける計画です。

これがあるだけで収納性がかなり上がります。


パークゴルフに使うグッズは、思いつくだけで、

・ティー

・マーク

・スコアカードケース

・ペンor鉛筆

・ボール

・ボール拾いのスティック

・クラブ

・手袋

  ・

  ・

  ・

と結構持ち歩くので、一つひっかけるところがあるだけで利便性が増すと考えました。

組み立てがほぼ完了です。


成版はまた次回紹介しますね。

読んでいただきありがとうございました。


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