パークゴルフポーチver.4(薄型)① 本裁ち~ヘリ漉き~ヘリ縫い~パーツコバ~金具付け
本日からは、パークゴルフポーチver.4の制作風景を記録していきます。
ver.4は、今までとは異なり、薄型でボトルホルダーが付いていない形です。
パークゴルフをしている方々を観察したところ、ボトルを携帯してプレイしている人はいないのです。
その代わり、1ホール目に設置された水筒掛けに自分の水筒をかけて置き、ホールアウトした時に水分補給するようです。
確かに、水筒を携帯しながらクラブをスイングするのはやや支障があるようです。
私は水筒をポーチに入れてプレイすることに慣れてしまっているので、軽いポーチでプレイしたらスコア的にも変わるかもしれませんね。
さて、工程を進めていきます。
1.荒裁ち・床面処理・本裁ち
型紙より3~5mm大きめに切った革の床面にトコプロを塗り、平らにこすります。
毛羽立ちを防ぐとともに、革の強度を上げています。
私はいつも3時間以上乾かします。
一番スムーズなのは、前日に床面処理して次の日の朝から作業開始すると乾燥具合がばっちりになります。
水分を含むと革は縮むからです。
縮み切ったところを本裁ちすれば、組み立てに支障は出ませんしね。
床面処理⇒本裁ちの順序は、財布などの小物づくりでは役に立ちます。
小物はコンマ単位の誤差が命取りです。
私はいつもこの順序で行っているので、何の違和感もないんですけどね。
2.ヘリ漉き
縫い代を革の厚みの50%まで漉きます。
今回は電動革漉き機を使用しました。
今回使用する革は全てヌメ革です。
3.ヘリ縫い
あらかじめ縫いが必要なパーツを縫います。
今回はすべて手縫い。
4.パーツコバ
ヘリ落としをしてトコプロで磨きます。
ヌメ革なので、1,2回ヤスリをかけて磨くだけで平らになり、ツヤが出てきます。
こちらはベルトループのパーツ。
こちらも縫いを先に済ませてからのコバ処理。
ジャンパーホックの穴もあけておきます。
革によって微妙に硬さが異なります。
特に青い革は、プルアップヌメ革でオイルが豊富に含まれているので、柔らかめで、磨くと一番ツヤが出ます。
5.金具付け(ジャンパーホック)
コバ磨きが終わったので、ジャンパーホック(メス)を取り付け。
やはり全体を通してナチュラル色のヌメ革は汚れやすいので、手袋着用は必須ですね。
ここまでで合計8時間30分くらい。
コバ磨きだけで3時間くらいです。
今回も読んでいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに。
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