中に茶蛙

湯の花、茶の湯が流れ出るのを見る巡礼の旅
蝉の声と死のまぎわに側室が酔っぱらい、その食べ頃をのぞき込む美しい夕方、悲鳴を上げる流田の底か、または暑さが萎える畑か
水よ、私は緑色の死、中に茶蛙

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