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おやつに按田餃子。

心から崇拝するフードエッセイスト平野紗希子さんがやっているポッドキャスト、

味な副音声。


これが大好きすぎて、
紹介されたお店や食べ物をチェックせずにはいられない。

按田餃子もそのひとつ。

(今更ながら訪問後に知ったのだが、
なんとミシュランビブグルマンに8年連続選出されているとのこと!!!
もしかしたら人生初のミシュランガイド掲載店の訪問かもしれない。)

初めて代々木上原駅に降り立った私たちは、
按田餃子代々木上原パワー店へ向かった。

日曜日の15:00。

普通の飲食店なら店を閉めている時間帯だが、ここは違って通し営業をしているのがなんてありがたいことか。

おやつに餃子。

こんな日があってもいいじゃないか。

他のお客さんや店員さんとの距離感が絶妙で、女性1人でもさくっと入りやすい。


店内奥の厨房では
モンモンとした湯気の中でどんどん餃子が茹でられている。


そそるわ〜。

ちょうどラゲーライス定食が運ばれてきた隣のテーブルを横目に見ると、
鼻の下が伸びる思いになった。


前置きはここまでにしてお品書きをどうぞ。

遊び心もあり見ているだけでもワクワク。
右下に、妙に気になるドリンクが…
「水着姿が助かる」で更に謎が深まる。


木耳汁……………?!!

あまりにも気になったので、こちらも注文してみた。

・水餃子定食
(水餃子4種×2個、豚そぼろ飯、海藻湯)
・ラゲー煮込み(小)
これが噂の木耳汁(キクラゲジュース)

水餃子

4種類が2個ずつ入っているのだが、
中身は食べてみないと分からない。

(このゲーム感覚がまた楽しくて、結局友達と1個被りで3種類食べられた)

皮はもっちりしっかりめ。
具材はぎっしり。にんにくとニラは不使用。

皮の少し茶色がかった色は、ハトムギが練り込んである所以とのこと。

味変用の調味料もいくつかあって、
お客さんを楽しませる工夫が至る所に。

「按田餃子のタレ」
「味の要」
「豆豉ミックス」

好きなものを好きなだけ。
お客さんの食べたいようにどうぞ。

というメッセージが込められているそう。

ちなみに私はスパイスの効いた「味の要」が気に入った。

豚そぼろ飯

ダイレクトに生姜がどーんとのったハトムギご飯の下に、ひっそりと豚肉がいらっしゃる。

味濃いめのおかずのお供として、箸休めという感じで頂けた。

海藻湯

その名の通り、海藻の入った優しいスープ。

寒くて凍えそうな日の外仕事も、水筒に入れたこれがあれば生き延びれそう。

ラゲー煮込み

名前の由来はキクラゲの「ラゲ」と
カレーのように気軽に食べられるように、ということで

ラゲ+カレー=ラゲー

らしい。(ラジオの按田さんのお話しより。)

この料理を頂いて、木耳の概念が変わった。
ジュワッと柔らかくてジューシーで、
しこしこする歯応えはちゃんとある。

この木耳を求めてまた来たい。

金針菜は初めて食べたのだけど、
この食感が癖になる。
その辺のスーパーではまず見かけない。

ハトムギご飯にモリモリかけていただいた。

木耳汁

え、キクラゲをジュースにしたの????

頭の中はハテナでいっぱい。

このミステリアスなワクワクを楽しめるのも、初来店のお店の醍醐味よ。

商品の説明書きにはクプアス味と書いてあるけど、それすら分からない。

【クプアスとは】
カカオの仲間で、その神秘的な香りから「神のフルーツ」とも呼ばれる。ブラジルでは、同じアマゾン産のアサイーやアセロラと並び、栄養価の高いフルーツとして人気。
果肉をジュースやスイーツに、種子は化粧品などに使われるそう。

恐る恐る一口。

バナナ?キウイ?りんご…………??

を混ぜたようなお味で粘度高め、喉ごしスッキリ。

好きです!おいしい!

あとは皆さんのご想像にお任せします。笑

ぜひ、お店で飲んでいただきたい!!!


ってなわけで
ひと通り楽しんで満腹、満足。

ごちそうさまでした。

また良い店見つけちゃったな〜。(嬉)

按田餃子 代々木上原パワー店

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