大人には子供を教育する義務があるが、 昨今の多くの大人は自分の自由への権利だけを主張して、義務を果たすことをしない。 教育には責任が伴う。そして責任には重圧がある。 重みを嫌って汚れを避けて軽く生きることだけを望む大人が増えた。 一人一人の大人が教育を放棄することが増えると、「教育は大事だ」と言いながら、それを自分ではやらずに社会に求め出す。 国にすべての役割やその責任をなすりつけ始める。 これまで責任を持って国を運営してきたのは、今までの大人たちだ。その大人たちも元は子供
敵わないのだ 理解をしたいと思わない人には 理解してもらうためにと頭を使って 対策を練っても講じても 理解をする気がないのだから それは無駄と言ってもいいのだ 私の努力が足りないのではないのだ そして理解をする気がない人たちは決して 敵ではないのだ 2018,12/11
迷惑かけるなって 綺麗事ばっかり 人間が生きてるだけで地球には迷惑だって あたしはその論調が好き 迷惑かけるなって 言われるほど 厄介なことしてやりたくなる そういう奴がいること知ってる? 知らないなら教えてやろうか 迷惑かけるなって 言われるの迷惑です
自分の才能には 自分で責任を取るんだ だってそれってかっこいいでしょう そうすることが どれほどかっこいいか かっこいい人間に ずっと憧れてきた自分なら 分かるでしょう できるかできないかではなく やるんだって この体でそれをやるだけ 2020,4/12
飽きるまでひねくれて そしてひとりになって 死にたくなったら バカになろう 裸をさらして 大声出して 動物みたいに本能で 誰かを殺す前に 恥をさらすのだ 2020,2/11
誰かの理解は あなたを救わない あなたはあなたに救われ あなたはあなたを救う 他人の理解を求める その手段を手放して 自分を噛み砕き 味わい尽くす五感を 磨き続けるのだ
あなたはよくって あなたはよくない 口にした音は 言葉は 同じ強さで我が身に向かう わたしは よくっても よくなくても 死ぬまでわたしと一緒 あなたのことなど 善悪で裁く間も惜しいほどに わたしに尽くしたい
生きているということにストレスを強く感じてしまったら、 死ぬことが選択肢に入ってくるだろう。 でも死にたくないので 死ぬまで生きていくしかない人間は、 そのストレスとどう付き合っていくのか それを模索したい。 発散すればいいのだと頭では分かっている。 頭だけで分かっているうちは 頭でっかちになっていて 体の感覚では分かっていないことがほとんどだ。 ストレスに敏感なこの気質には困っている。 体の動きを止めて ただ頭だけを働かす時間が多すぎるのだろうか。 何も考えずに肉体労働
どこかで見た 誰かの価値観で生きている いつか聞いた 誰かの言葉をもとにして 私は織り重ねられ はみ出した糸を嫌って 何色が好きだったのかも分からずに 擦れもほころびも 汚れひとつもないシーツのように 平坦な人生を いつ目指したのだろう 2020,7/11
空(から)の電車は明るく夜道を照らす 鳴らす響きは軽く 身軽な鉄の塊の足取りを思う 雨の後の川を見下ろす 水位は下がり この命の危機も去り この先死ぬことなど無いかのように 必ず来る明日の重みだけが近づく夜 梅雨の湿度が夏の風をまとう 七月の雨上がり 2020,7/8