牛乳

牛乳で感動。そのままでミルキーみたいなこだわり牛乳。

牛乳を飲んで感動するなんてなかなかないと思うのですが、なかほら牧場の牛乳はちょっと特別だと思います。何も特別な加工をしていない牛乳なのにミルキーみたいに濃厚、でもとてもさわやか

この牛乳を知ったきっかけは専門学校の先輩であり、小説家でもある方のご著書です。この本に紹介されている食べ物、調味料、どれもとても素晴らしいものですが、この牛乳は初めての経験でした。

最近「ノンホモジェナイズ」「低温殺菌」という言葉をよく耳にするようになったと思います。(なかほら牧場の牛乳もこの製法です。)これは比較的安価で大量生産に向く「高温短時間殺菌」に比べて牛乳本来の成分をとることができ、味わうことができるとされています。

ですが、なかほら牧場の牛乳のおいしさはそれだけではありません。同じ製法で別の生産者、メーカーのものをいくつか飲んでみたのですが、全然違うんです。もちろんそれぞれ美味しいのですが、(好みがあるにせよ)やっぱりなかほら牧場の牛乳は美味しいんです。

本や牧場のホームページで紹介されていますが、中洞さんが牛たちに「幸せ」な生活できるよう、心を砕いて育てているからだと思います。日本では珍しい山地酪農も大きなポイントなのでしょう。

普段の生活では価格ばかりに目が行き、「そんなに変わらないだろうと」手頃なものを選びがちですが、丁寧に愛情を持って作られたものはこんなにも違うのかと改めて実感しました。毎日は難しいところですが、たまには愛情や信念が込められた食材を取り入れたいなと思います。


おいしいはしあわせ。 毎日のごはんをもっとおいしくもっと楽しく。