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たまたま押した映画が良かった話

One Hour Photo -2002

勉強のお供にしようとしたら、当たりを引いてしまったのか良い映画に会ってしまった。
この映画は、スーパーの一角にある、写真屋で現像の仕事をしているおっさんの話なのだが、どうして面白いのか話したい。

ネタバレはないので安心して読んで欲しい。



事前情報として、邦題は「ストーカー」という題名だったため、ストーカーの話なのかなと思い見ていたのだが、
見た後の感想、

ストーカーっていう題名クソダサい。


いや、これそのまま英題の方がいいよ。
映画が終わると、英題が出てきたのだが、英題は上の見出し通り、「One Hour Photo 」なのだがこのタイトルがとてもしっくりくる。
ストーカーとつけたやつちゃんと映画を見たのかと思うぐらい邦題がクッッッッソダサい。
確かにストーカーの話ではあるのだが、ストーカーを超えた内容がここにはある。
そこまでいうのか?とあなた絶対思うので実際に見て欲しい。

ストーカーという題名を考えずに見て欲しい。

見て欲しい

映像の感想

内容の感想は言えないので、映像とかのお話をするが、これがとても不思議で、映像が綺麗。
一つ一つのコマが綺麗で、構図も良きだった。絵コンテの勉強をした後にこの作品を見て本当によかったと思っている。
もっと構図を考えればよかったと後から後悔。
あと、映画といえば全体的に暗い、隅っこが暗い、などこれは映画であると感じる要素があるが、この映画不思議で、映画とドキュメンタリーの境目にいるような感じで、個人的な解釈になってしまうが、感覚的にはbackrooms ,liminal space などの現実感のある作品だと思う。(あくまで作品である)
明度の高いバックルームと考えてもいい気もする。
明るい映像という感想もあるかも。
一回見ただけなので解像度は低いが、見ていて違和感のない映像でイライラもなかった。こんな作品がたくさんある映画の中に混じっていたとは思わなかった。
写真を撮ったり、見るのが好きな人は一回は見た方がいいのではないかと思うぐらいすごく興味深い内容だった。
主人公の写真に対する感情や、初めて主人公の過去を知りたくなった作品で、最後主人公の過去か、主人公の考えかもしれないが少し主人公に触れるセリフがあり気になった。

みなさん見てみてね
950文字


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