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カーテン

朝日を浴びて目が覚める。
この瞬間が一番きらい。

誰もいない部屋、始まる日常、止まることの無い時計。
どうしようもない自分。全てを再び認めなければいけないから。

いつになれば、この苦痛から解放される。
何をして、何処に向かえばいい。
今は太陽の光りさえいらない。

目が慣れるまですこしの我慢。
なれれば何かが見えるはず。

ちょっとずつでいい、道を外れないように進めれば
きっと何かがあるはず。

2003/6/10

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