夏休みの記憶

こんにちは。おいもです。世間ではコロナ明けということもあり、夏休み・シルバーウィークと盛り上がっていますね。私は夏休みはありませんでしたし、休日は予定があっても友達とご飯くらいのものです。ベッドの上でひたすらスマホを見てだらだらしていると、旅行を楽しむ甥っ子家族の写真が次々と送られてきました。

私は昔から遠出したりドライブに行ったりするのがあまり好きではなかったので、両親に色々な場所へ連れて行ってもらう度に「何故自分は色々なところに無理矢理連れて行かれるんだろう」などと考える可愛くない子どもでした。今なら分かります。全部親の愛なんですよね。お金と時間をかけて子どもにたくさんの経験をさせてあげようと親になれば誰でも思えるものなのでしょうか。時間があるならひたすら寝ていたいし、自分以外に使えるお金なんて1円もない私からすると世間の「親」が凄すぎて一生同じ領域にたどり着ける気がしません。

川遊び、牧場、キャンプなどなど、遠い昔自分が両親と出かけた記憶を掘り起こしながら送られてくる甥っ子の写真を眺めています。もう自分がそういう場所に行くことは一生無いんだろうなぁ。

この夏、特に良いことも悪いこともありませんでした。20代半ばまでは「浴衣でお祭りに行きたい!」なんて言っていましたが、今はもう暑さで家の床に溶けて倒れていることしかできません。何をする気力もありません。このまま年を取り人生が悪化するのを嘆き続けることしかできないんでしょうか…。唯一、ぼくなつ実況の視聴完走だけはしたのでそれで間接的に夏を楽しみました。

これから秋の気配が濃くなってまた寒い冬がやってきますね。今年も一人のまま2023年が終わるでしょう。クリスマスまでに恋人を作る!なんて無茶な目標をたてることももうありません。老いと将来に対する不安と労働へのストレスに耐え毎日ギリギリのところを頑張って生きているので、神様どうか幸せにしてください😇