見出し画像

私服で制服が着たい!

世の中には沢山かわいい服がありますが、どんな服よりもかわいいのはセーラー服だと思ってます。以前アパレルショップでセーラー型のシャツを発見して一目惚れしたのですがサイズが合わず泣く泣くお別れすることに。渋谷などへ行くと量産・地雷系ファッションのブランドが店を連ね、セーラー服型のワンピやコートなどが売られていて、それも凄くかわいいのですが、個人的にはもうちょっと制服っぽさがあるというか、洗練されたセーラー服のデザインが好きなのです。

一般的に私服で売られてるセーラー型のアパレル商品はどうしてもコスプレっぽいものや量産、地雷系のものが多い印象です。シンプルで普段着ててもお洒落なセーラーワンピとか売ってると嬉しいですよね。

それに、好きな制服の型はセーラーだけじゃなくて、ブレザーやジャンスカにもそれぞれ魅力があって好きなんです。制服について研究したくなって制服攻略本を購入したりしました。制服独自のフォーマルなのに「かわいい」の型が完璧に構築され、計算されているデザインに魅力を感じます。そういうものが取り入れられたアパレル商品を作ってみたかったりするのですが如何せん縫製の知識を持ち合わせていないので、絵に少しずつ取り入れるようにしています。絵の世界のファッションは自由で、突拍子な組み合わせがかわいいを生み出すということを表現したいと思ってます。制服って真面目な印象なので、それをいかにデコラティブに崩すかに挑戦している節もあります。

自分は中学生のとき1年だけセーラー服を着ていたのですが、中2のときからスカートが履けなくなって今までずっと制服はスラックスです。でもかわいい制服への憧れはやっぱりあって、学生は制服に縛られていると言われることもあるけれど自らファッションとして着ればなんだか無敵になれたような気がするのです。丈夫で硬い生地が鎧みたいな気がしてくるのです。

制服は、学生時代という限られた人生の中の一時でしか身に纏うことができないものだからこそ価値があって輝いて見えるのかもしれません。でも年齢に縛られず、自由に、私服として制服を着続けてみたいと、きっと大人になっても願っているだろうと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?