夫を置いて家を出よう

夫のことは大好きです。可愛くて仕方ありません。

出張は嫌です。1日も離れたくないから。

でも、大好きと思えるのも

たまに夫を置いて家を出ているからなのかも。と

前向きに考えることにしました。

私が家を出る理由（去年までの話）

去年までは私の単身赴任でした。

北海道に夫をおいて私は九州。

断ることもできました。辞めることもできました。

でも、「やりたい仕事」だったのです。

夫が

「おいづまに合っている仕事だと思う

　行った方がいいよ」

と言ってくれました。

とても綺麗な海がある場所で

「もし、ずっとそっち（九州）にいることになったら

俺が仕事辞めてそっち行くよ」

と。

仕事に誇りはないのか聞くと

私ほどの情熱はない。と

九州の綺麗な海を写真に撮るのはいいよね。

なんて言ってくれて

私は罪悪感など感じず家をでました。

家を出て変わったこと

離れながらお互いに仕事をしているので

・朝の生存確認（LINE）

・昼食時の暇つぶし（LINE）

・夜の会話（FaceTime）

で連絡をとるようになりました。

集中すると、仕事後明け方まで自室にこもる

夫ですが、

連絡をくれるようになりました。

お互いに

今日の電話でこれを話したいな。なんて

・初めて知ったこと。

・嬉しかったこと。

・感じたこと。

を丁寧に心にストックするようになりました。

話し忘れたくないことは

LINEでひとこと

key word
「ヒラスはヒラマサのこと」

なんて送って工夫をして。

短い時間で充実したやりとりが

できるようになりました。

そうそう、

朝ギリギリまで寝ていた夫が

自力....いやアラームを使って1人で

起きられるようになりました。

家事は元々夫の方が得意なので割愛。

離れているからこその遊び 記念日

結婚記念日をバラバラに過ごしたのですが

一緒に祝おう。とうことは決めていました。

・ドレスコードはパジャマ。

・持ち物はチーズケーキ。

・集合は21時にパソコン前。

こう約束して

お互いにパソコンごしに顔を見ながら祝いました。

私が用意したのは小さな丸いチーズケーキ。

夫は、細長い大きなチーズケーキ。

ふつう三角のアレだよね。　

チーズケーキでも考えていることはちがうなぁ。を

色々なできごとに当てはめて許容範囲が広くなりました。

離れているからこその遊び ゆめ編

夢の中で待ち合わせをしました。

例えば....

「今日は東京タワーに行くから

オタク夫もそこにいて。一緒に観光しよう」

とか、

「四万十川に行ってみたいから

とにかく川集合で。」

など

夢の中で行く場所を決めて

お互いが夢の中で会えたら.....と

ずっとやってみましたが。

一度も会えませんでした（苦笑）

だけど、

2人で行ってみたい場所、

やってみたいことはたくさんできました。

　　　

デメリット

触れられないこと。

これが1番です。

声は聞けるし、心も通い合えている

そう思ったけれど....

触れられない寂しさがあります。

触れているだけで足りない何かが埋まるらしいです。私。

4G,5Gの時代になったら

この辺、解消されないでしょうか？

お金がかかる

家にあるものを、わざわざ買わなければいけない。

月1で帰る旅費。

福岡空港までが片道1.3万円ほどだったので

これが痛い...

福岡空港まで行けばLCCがあるのに...

LCCがなければ選ばない選択だったはずです。

どうしても買いたくなっちゃうお土産代も。

　

今の現状

今の私は、北海道で用事がなければ

1日中パジャマで過ごすダメな妻です。

お昼はお弁当を作って夫の会社近く

2人で車中で食べますが

その時もパジャマ。

1ヶ月やってみれば焦ります。

用事といえば

講師をしているので

月1ペースで東京へ出ること。

たまーに大阪かな。

2〜7日くらいです。

それでも、

ちょっと寂しい気分で家を出ます。

わかりました。

何週間も家を空けていると

部屋は綺麗だし

台所もピカピカだし

私が帰るまでに計画を立てて

家を整えてくれていたのですが、

一泊二日だと

何もしない..... ↓↓

それでも家を出る

なんだかんだありますが

それでも私は家を出ます。

当分辞めません。

それは

離れている間に

＜感謝の気持ちが募り早く会いたくなる＞

そして

離れている間に

＜もっとこうしたい。と向上心が出る＞

そして　できなくて落ち込む

それでも、

＜なんとかなることも知る＞

よって

ありがとうや会いたいだけが

うまく残って行くようです。

図々しい....

けどね

家にずっといたら

持てない感情なのだろうなと思います。

夫は明日も

おかえりと両手を広げて

私を迎えてくれるでしょう。

大型犬に飛びかかられる感覚と言いながら

笑ってくれるでしょう。

その瞬間もまた良いのです。