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ヘルスケア新聞 薬局の薬剤師って普段何してるの?業務内容を紹介します!

こんにちは!大井田薬局です!
だいぶ暖かくなってきましたね、そろそろ春を感じる日も増えてきました

巷では卒業、入学シーズンを迎え、もしかしたら薬局業界に入社したりする方もいるかもしれません。弊社にも新入社員が入社するようです。

そこで、今回は薬局の薬剤師が普段何をしているのか、少し紹介していきたいと思います!

インターネットやSNSでは(最近ではテレビでも…)何かと物議をかもしている薬剤師…実は色々考えて仕事しているんですよ!

今回も最後までぜひよろしくお願いします!


在庫管理

最近特に大変なのが、薬の在庫管理です。

咳止めに始まり、本当に入荷しない薬の多いこと…。
最近は花粉症の薬も入らなくなってしまって、戦々恐々としています。

これに関しては過去にも記事を書いたのでぜひ読んでくださいね。(リンク)

そこで、代わりの薬を用意しないといけないのですが、ここで薬剤師の出番です。
まずは、類似薬を知っていないと医師に変更の疑義照会もできません。

他には…変更したあとの飲み合わせは問題ない?飲む量はどのくらいと提案する?そもそも飲める年齢?腎機能、肝機能の落ちてる高齢者じゃないか?

などなど…こんなことを考えながら薬を用意しています。

…薬を変更するって大変なんだな…と感じて頂けたら幸いです。

発注や取り揃えを事務さんにお願いしている薬局もあるかと思いますが、こんな感じで薬剤師も一緒に考えています。

調剤

薬剤師の大きな仕事の一つですね!
これも、薬を棚から拾って渡すだけでしょ?なんて言われたりして落ち込む毎日ですが…

そうでもなかったりします。

調剤は、一部薬剤師以外の介入も認められていますが、軟膏の混合や、水剤・散剤を計量、分包などの業務は薬剤師ではないと行ってはいけないことになっています。

以前、珍しい例がありました。
ソフト軟膏Aと軟膏Bを混合してくださいという処方せんを受け付けたのですが、ジェネリック変更可能な患者だったので、ジェネリックに変更して調剤したそうです。

後日、なんだか混ぜた薬が分離してきた!と患者さんから問い合わせがありました。
よくよく調べてみると、ジェネリックとは添加物が異なったため分離する可能性がある…とのこと。

体調に代わりはなく、謝罪して何とか事なきを得たようですが、これは気付かなかった薬剤師の責任…ということになります。

珍しい例ではありますが、基本的にはこういった事例すべてに関して、薬剤師は確認しないといけません。

…薬剤師の仕事の複雑さを少しでも感じて頂けたら幸いです。


監査~投薬

薬剤師の仕事の真骨頂ですね!

監査

監査は、お薬手帳から飲み合わせを見たり、副作用歴、飲食物の有無などから服用が適切であるか確認する作業です。

将来AIに仕事を奪われるなんて言われることもありますが、AIはあくまでシステムです。

個人的には、その結果を判断したり、責任を持つのはやっぱり薬剤師になるんじゃないかと思っています。
むしろ、早くAIに監査を手伝ってほしい…(笑)

投薬

投薬も大事な仕事だと思っています!

患者さんの中には投薬を拒否するような方もいらっしゃいますが、もったいないかもしれませんよ?
薬剤師と話をして治療に役立てていただきたい!と私は思っています。

特にベテランの薬剤師は、本当に健康に関する色々なことを知っていて、会話しているとどんどん有益情報が出てくることも多いです。

私はまだその境地ではないのですが、これからも勉強をしてそんな薬剤師になりたいですね。

投薬も沢山していると、医師に言い忘れた症状があった…、そもそも、今回欲しかった薬が処方されていない…なんてこともあったりします。

そんなときは疑義照会して医師に確認しますので、ぜひ薬剤師を頼っていただけたら嬉しいです。

まとめ

いかがだったでしょうか?
本当におおまかでしたが、薬局の薬剤師はこんな仕事をしているんだよ!という記事でした。

薬局の薬剤師の仕事は、突き詰めると奥が深くて興味深いものです。
この記事が来局される患者さんや、薬局業界に興味を持っている方のご参考になれば幸いです。



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