サワー種:塩
塩の量と質での変化を見てみる。
博多の塩、グレイソルトそれぞれ1%、2%、3%、4%入ったパンを作り比較する。
量の比較:グレイソルトは微生物が利用できるミネラル分が多いと言われ、パンによく使われているが、日本で一般的な博多の塩と比べて変化はあるのか。
質の比較:微生物は塩分濃度が濃い環境では繁殖するのが難しくなるが、人の過食範囲内での塩分濃度ではどのくらいの変化があるのか。
レシピ
春よ恋(北海道産) 50g
水 34g
サワー種 5g
塩 0.5g(1%)、1g(2%)、0.5g(3%)、2g(4%)
工程
ハンドミックス
フォールド 5回
Baking 250℃ 15分
Mixing後
1回目fold後
2回目fold後
3回目fold後
4回目fold後
shaping後
Baking後
博多の塩:左から1,2,3,4%
グレイソルト:左から1,2,3,4%
結果
塩の量比較
・サイズ:塩分濃度が高いパンの方が小さいことが分かる。
・色:塩分濃度が高いパンの方が色づきが悪い
・香ばしさ:あまり変化がない
・甘味:塩分濃度が高いパンの方が甘味が少ない
・酸味:塩分濃度が高いパンの方が酸味が少ない
・うま味:あまり変化がない
・風味の強さ:塩分濃度が高いパンの方が風味が弱い
・余韻:塩の質のによって変化が出ることもある
・クラスト食感:塩分濃度が高いパンの方が歯応えが出る
・クラム食感:塩分濃度が高いパンの方が歯応えが出る
塩の質比較
・サイズ:グレイソルトの方がサイズが大きい
・色:あまり変化がない
・香ばしさ:あまり変化がない
・甘味:グレイソルトの方がより甘味を感じる
・酸味:あまり変化がない
・うま味:あまり変化がない
・風味の強さ:グレイソルトの方が多少風味が強い
・余韻:グレイソルトの方が余韻が長い
・クラスト食感:あまり変化がない
・クラム食感:あまり変化がない
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