見出し画像

「なんせ、身軽なもので」

お金の話ですが
📷:canon ae-1 🎞:fuji color 400

「現金を持ち歩かないということ。それは安心を持ち歩くということだ。
そこから生まれる心のゆとりや、自由を持ち歩くということだ。」

 これは、三井住友カードのキャッシュレスに関する特設サイトから抜粋した文です。日本ではいまだに現金が一番安心で確実であると考える人が多いですが、実は現金が一番盗まれるリスクが高いですし、そこにある現金が自分のものであると保証してくれるものって何もないですよね。

 日本でもキャッシュレスが少しずつ普及してきたものの、バイト先でレジを打ったりしていてもやはり現金の利用が圧倒的に多いと感じます。

 先日、マネークリップなるものを購入いたしました。

画像2

 かの有名なジャニー喜多川さんがお札とクレジットカードを輪ゴム3本で持ち歩いていたというエピソードを聞いたことがあるでしょうか。マネークリップというと現金を挟んで持ち歩くものといったイメージを持つ方も多いと思いますが、私はどちらかというと必要なカード(クレジットカード、キャッシュカード、定期券、学生証、etc...)といざという時のための現金を数千円持ち歩くために購入しました。

画像2

 というのも、私は実生活で現金を使うことはほとんどありません。今のところ、paypay、apple pay(iD)、クレジットカードの三つがあれば大抵のことはできてしまいます。実際私が1月に行った現金取引はたったの11回。しかも、そのうち一回は初詣のお賽銭、二回はパスモへのチャージです。このように普段の生活で現金を必要とする場面は確実に少なくなってきており、いつも分厚い財布を持ち歩く必要がなくなってきているのです。

 といっても、マネークリップ一本に絞っていくのではなく、友達とのお出かけやデート、特別な日、フォーマルな場面ではちゃんとお財布を持ち、大学やサークルへ出かける時やちょっとしたお散歩、その他にもあまり荷物を持って動けないケースが想定される場合、基本は現金を使わない前提でマネークリップを持って身軽に行こうかなと思います。(お財布もお気に入りなので)

 すでに、積極的にキャッシュレスを実生活に導入している人は還元などの恩恵を受けている人も多いと思います。それも大きなメリットの一つではありますが、キャッシュレスの最大の魅力は、その名の通り、現金を持ち歩かないことにあります。ポケットの中がクリップとスマホだけでよくなるってとっても身軽だとは思いませんか?

 現金を持ち歩かないことでこれからの社会における現金の立ち位置を自分なりに考えるきっかけになるとも思います。とりあえず自分は、「普段は身軽に、特別な時はちゃんとする」といったところでしょうか。

 最近暖かくなってきました。ウイルスと花粉のダブルパンチでますますマスクが品薄になってしまいますが、うがいと手洗いを忘れずに気をつけましょう。