![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41068037/rectangle_large_type_2_cdd7556e2b8d43a2ba0ec9743f1d5b79.png?width=1200)
【studio one】fat channel、使ってる?
色々と紹介してきたstudio oneだけど、この中でもあまりその良さが理解されていないのではないだろうかと思うのがFat CahnnelというPresonus純正のプラグイン。artistとproバージョンを持っていれば普通に存在していて、一見するとただの複合エフェクトとしか思われていないんだけど、これ実はすごく便利。
Presonusのオーディオインターフェイスやフェーダーポートを持っていればartistは入手できるので案外持っていて使っていない人も多いはずなので少し紹介してみたい。
なんとアドオンが!
起動するとこんな感じで、ゲート、EQ、コンプ、リミッターの複合エフェクトで軽く便利に使うものだな、という気がする今日この頃。その認識は正しい。ただ、EQとコンプにだけついている場所の入れ替え矢印と下向きにある何やら意味深な三角を押したことはあるだろうか?
勇気を持って押してみると、こんな感じでメニューが開く。
なんといろんな種類のヴィンテージモデリング系のイコライザが並んでいる。きになるものを選んでみよう。
今までのわかりやすいパライコ画面と全然違うツマミでのイコライジングプラグインに早変わりである。はっきり言って昔の機材マニアや当時の音が好きな人間以外には使いやすいとはお世辞にも言えないが、これはこれで味がある。
コンプでも確認してみよう。当然色々と出てくる。
どこかでみたことがあるようなものが並んでいる。当然モデルが存在するので同じような使い方や同じような音の再現もできる。
これ、みる人間が見ればわかるんだけど往年の名機材1176の全部押しモードを再現している。この価値がわかる人間にとっては、垂涎ものと言えるほど。
どうやって手に入れるの?
わりとこの便利すぎて素敵すぎる機能が知られてないのは、FatChannelだけがアドオンがあるという、なかなか気が付かない部分じゃないだろうか。
ドライバやソフトをダウンロードするmy.presonusのアドオン部分を表示すると実は出てくるのだ。こんな感じで。
これらをこの画面でアクティベートしておかないと使うことができないのだ。そもそも、上述の下向き三角がわかりづらいって意見もままあるけど。
そしてもう一つわかり辛くしているのが導入アクティベート問題。
他のプラグインのようにインストーラーが、ってわけじゃないのはstudio oneの機能の一つだから親切だからなんだけど、これが案外わかりづらい。
メニューから「購入済みをアクティベート」という項目がある。そこからこの画面に入って、導入したいものを選んでから「アクティベート」ボタンを押す。
画面では一つしか選んでないけど複数選択可能だし、この画面はスクロールする。いろんな意味で、親切ではない。
とりあえず味を楽しんでみよう
古い機材のモデリングなので使いやすいかと言われたら慣れるまでは決して思った通りに調整はできないかもしれない。ただ、古い機材だからこその味というものがある。それを手軽に楽しめる。それもそこそこの数試せる。
これ、とりあえずレベルで遊びまくっていいだけのものであることは間違いない!
教える立場なのでできる限りはワークショップなどで教えた内容を説明していこうかなと。地方の人やワークショップに事情があって参加できない人たちへのサポートが今後もやっていければと思っています。