【5月23日・世界亀の日 &ラブレターの日】 green 2020年5月24日 14:05 あめつちの便り「土の音」🌼【5月23日・世界亀の日 &ラブレターの日】懇意の吟遊詩人「ナナオ サカキ」(※1)から【亀の島(Turtle Island)】(※2)の話を折々に聞いていた。自然の大切さを伝え、活動する人々のネットワークを広げながら、タスマニアから イタリアの火山から ロッキー山脈から…、或いは国内各地の辺境から近況や新作の【詩】の便りが届いた。金沢の「グリーンノート」に滞在する度、友人達と玄米ご飯を食べながら囲炉裏を囲み、ランプの下でナナオ(以下親愛を込めナナオと書く)のポエトリーリーディングを開いた。5月23日は 【世界亀の日(World Turtle Day)】(※3)&【ラブレターの日】(※4)詩と説話集【亀の島(Turtle Island)】と星と心の宇宙詩【ラブレター】が脳裏をよぎる。 ☆【ナナオサカキ】朗読「ラブレター」&「ココペリ」(※5):https://youtu.be/TYw04GjXQOU亀のようにゆっくりじっくり私達の惑星 地球 を歩き産まれた詩だ。 【ラブ レター】 ナナオ サカキ 半径 1mの円があれば 人は 座り 祈り 歌うよ 半径 10mの小屋があれば 雨のどか 夢まどか 半径 100mの平地があれば 人は 稲を植え 山羊を飼うよ 半径 1kmの谷があれば 薪と 水と 山菜と 紅天狗茸 半径 10kmの森があれば 狸 鷹 蝮 ルリタテハが来て遊ぶ 半径 100km みすず刈る 信濃の国に 人住むとかや 半径 1000km 夏には歩く サンゴの海 冬は 流氷のオホーツク 半径 1万km 地球のどこかを 歩いているよ 半径 10万km 流星の海を 歩いているよ 半径 100万km 菜の花や 月は東に 日は西に 半径 100億km 太陽系マンダラを 昨日のように通りすぎ 半径 1万光年 銀河系宇宙は 春の花 いまさかりなり 半径 100万光年 アンドロメダ星雲は 桜吹雪に溶けてゆく 半径 100億光年 時間と 空間と すべての思い 燃えつきるところ そこで また 人は 座り 祈り 歌うよ 人は 座り 祈り 歌うよ 1976 春 (ナナオ サカキ詩集 『犬も歩けば』野草社)(※1)【ナナオサカキ】(wikipedia):https://cutt.ly/SyOKiW2(※2)【亀の島(Turtle Island)】:ネイティヴ・アメリカンが古来から呼ぶ「北アメリカ大陸」のこと。ナナオの同志でビート詩人のゲイリー・スナイダー(1930~)が同名の詩集を発表し、ピューリッツァー賞を受賞したことで有名になった。:https://www.piazza.co.jp/management/turtleisland_index.html参照→詩と説話集【亀の島(Turtle Island)】対訳(ゲーリー・スナイダー著 ナナオ サカキ訳):http://www.aritearu.com/Influence/Native/NativeBookPhoto/TurtleIsland.htm(※3)【5月23日 世界亀の日 (World Turtle Day)】亀を知り、亀に敬意を払い、亀の生存と繁栄のための手助けをする日。(※4)【ラブレターの日】5月23日は、「5=こい 2=ぶ 3= み」で恋文(ラブレター)の日。:https://www.nnh.to/05/23.html(※5)【ココペリ (Kokopelli) 】は、ネイティブ アメリカ インディアン、ホピ族のカチナ(神・ 精霊)の1柱。豊穣の神(男神)。笛を吹くことで豊作・子宝・幸運などをもたらす。参照→【ココペリの足あと】(ナナオサカキ詩集)編纂者 原 成吉氏に聞く ~この惑星(ほし)・世紀を越える旅人“ななお さかき”~:http://konohoshi.jp/special/nanao/interview01.html 筆者がナナオ サカキ(ななお さかき・榊 七夫)と出逢ったのは、1992年12月23日(水・祝) 高岡市の雑華庵で開かれた 詩の朗読会だった。会の後に懇談し、かつて帆掛け船「ほうき星号」で平均水深4.000mの太平洋に出たとき、赤道無風帯で見た海表面を滑るように移動する体長6ミリほどの アメンボウ に感動した話をすると、ことさら興味を持たれた。たちまち気脈が通じ、翌年(1993)元旦の早朝、共に能登半島の七尾湾を「ほうき星」(自作7m帆走ヨット)で帆走初め。月齢8.1、月出11時15分。湾内で初日の出(7時5分)を拝し、1月1日が 70才の誕生日だというナナオを船上で祝った。ナナオはその場で、航海日誌に以下を記してくれた。「70才の誕生日 むかえた ななおが 7mのほうき星に乗って 七尾北湾で迎える 初日の出 七転び八起き ななおさかき 」以来、石川県に来ると先ず金沢の「グリーンノート」に滞在。ナナオの横で何度も聞いた彼の朗読の太く大きな「いのちの声」は、今も腹の底に響きわたる。まさに「声の詩人」「地球を歩く詩人」だ。ナナオが歩いた足跡は世界各地に残っているだろう。別の意味で「グリーンノート」併設の「土の音工房」の土には、ナナオが実際に足跡をつけてくれ、おそらく世界随一の「ナナオの足跡の陶板」として保存。大黒さまのように 大きなリュックを背負って軽々と歩くナナオの足音が、今なお聴こえるようだ。ナナオと共に歩いた山の道・海の道から體(からだ)に刻んだ記憶は、腹の中枢「太陽神経叢(たいようしんけいそう)」を程よく刺激する。◆「グリーンノート」にある「ナナオサカキ」の詩集などご覧になりたい方、また ナナオとの思い出や写真をお持ちの方は、ぜひご一報ください(*^^*) ☆【ナナオサカキ】朗読「ラブレター」&「ココペリ」:https://youtu.be/TYw04GjXQOU 【ココペリ】 “私は 歌 私は ここを 歩く” -古代ポピより こことは 夜明けが 君と出会う ところ こことは そよ風が 君と出会う ところ こことは 花々が 君と出会う ところ こことは 鳥たちが 君と出会う ところ こことは 歌が 君と出会う ところ 私は 歌 私は ここを 歩く以下は、【ココペリの足あと】の最終ページに載せられた「ことば」 初めに 言葉ありき 言葉は 魔法 魔法は イノチ イノチは ひたすら 歩いて 今日となり お前となった では ななおneo(復活)・ななお さかき 詩集、といえる「ココペリの足あと」のおわりには、私たちの 今≡未来(美来)に、トキメキを与えるような詩が捧げてある。ななおの詩の心を 語り継ぎ歌い繋ぐ「いのちの言葉」の連鎖を彷彿する。「ココペリの足あと」( ななお さかき著、思潮社 2010年8月刊 )は、編纂者の 原 成吉さんが、ななおへの限りない友情と時代の使命感から纏められた渾身の詩集といえる。ナナオ サカキ)に因んだ資料が、カリフォルニア大学デイヴィス校にある「ななおアーカイブ」に寄贈された。日本では、資料の総合保管(著作権等)場所として以下のページが設けられた。 ★「地球B ななおトラスト」 (ナナオ サカキ のホームページ):http://amanakuni.net/nanao/nanaotrust.html追記(※3)【5月23日 世界亀の日 (World Turtle Day)】亀を知り、亀に敬意を払い、亀の生存と繁栄のための手助けをする日。六角形の亀甲文様は、日本では長寿吉兆の象徴「鶴亀」として愛され・多用されている吉祥文様の一つ。正倉院宝物裂の中に描かれ、西アジアでは紀元前のレリーフにも。亀の長寿から、未来予知能力が期待されたという説が有力で、高齢の亀ほど神秘的な力を有しているとも考えられた。 ★亀のカーちゃん 癒しの My庭 探検隊 :https://youtu.be/_E4EhkL5Dw8日本では「鶴は千年 亀は万年」と言われ、鶴とともに亀は長寿の象徴、夫婦円満の象徴とされる。夫婦円満の象徴とされるのは、「浦島太郎」伝説の原典の一つに、乙姫(亀姫)が竜宮から戻ってもなお太郎を慕い続け、やがて太郎は鶴に、乙姫は亀に化身(亀姫)したと云われることから。イソップ寓話の「ウサギとカメ」から、神格化された中国の玄武まで、亀は努力や粘り強さの象徴として古くから広く親しまれ、地域によっては信仰の対象とされた。そんな古人が大切にした「亀」を、甲骨文字の中では特に丁寧に書かれている。六角形の亀甲文様は、日本では長寿吉兆の象徴「鶴亀」として愛され・多用されている吉祥文様の一つ。正倉院宝物裂の中に描かれ、西アジアでは紀元前のレリーフに見られる。 むかし~むかし~浦島は~ 助けた亀に~連れられて~ 龍宮城へ~来て見れば~ 絵~にもかけない美しさ~ 「浦島太郎」は、「日本書紀」や「万葉集」にも記述が見られる。 ─────────── 𓅱𓇋𓅓𓅱𓂋𓄿𓄿𓎡𓇌𓂋𓄿(↑古代 エジプトのヒエログリフ文字で「グリーンノート」) あめつちの便り「土の音」〈食育のグリーンノート & 土の音工房〉 ☆食育HP:http://green17.crayonsite.net 「ナチュラルクッキング」:https://youtu.be/4gXIxSK-l_Q ☆工房HP:http://clay.crayonsite.net 「オカリナのある風景」:https://youtu.be/Lx0ONATqiTg ◆じゃらん「オカリナ体験」:http://urx.red/yVBT ◎心身の相談「天使の聲を聴く」🔶メールフォーム (お問合せ等):https://ssl.form-mailer.jp/fms/59b98b98532539 #免疫力 #ラブレター #世界亀の日 #ナナオサカキ この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート