あめつちの便り【土の音】🎵 平和への祈り【The Sound of Music】

あめつちの便り【土の音】🎵
平和への祈り【The Sound of Music】

映画「サウンド・オブ・ミュージック」
(1965)の主題歌。

☆平和への祈り【The Sound of Music】 played Ocarina by Akira.U
https://youtu.be/-EGOahwnlPM

背景にある「戦争と平和」といった大きなテーマの中で、 平和へのメッセージのように流れ、今なお世界中で歌い継がれている名曲。

本格的な猛暑の始まりですが、巨大神木の 楠(クスノキ)が街中の公園にしっかり根を下ろし、フィトンチッド(※)に守られた環境は、掃除人以外殆ど誰もいなくて、筆者には夏の シャングリラ(理想郷)‼️

神木に守られるように建つ「蔵」の中は涼しくスタジオ仕様の照明となっていて、当に(秘)レコーディング スタジオとして使わせて頂いています。

(※)【フィトンチッド】
:樹木が発する芳香成分が、消臭、抗菌、 副交感神経を働かせ、リラックス効果等が知られる。
森林浴がブームとなった時によく耳にした。

■サウンド オブ ミュージックは、オーストリアのザルツブルクに実在した、マリア・フォン・トラップ女史の回顧録をもとに製作された映画。

背景は、第二次世界大戦でナチスドイツがオーストリアを占領した1938年頃。

ザルツブルクの美しい自然と現実のギャップが強く胸に迫り、この時代のオーストリアの人々の国や人への愛情を深く感じさせます。

【2015年、製作50周年 The Sound of music 記念日本語吹替版】が完成
https://youtu.be/MGnlCmFZmYg


【The Sound of Music】(1965)
Words(作詞) by Oscar Hammerstein second
Music(作曲) by Richard Rodgers

《導入詩》
My day in the hills has come to an end, I know.
A star has come out to tell me it's time to go
But deep in the dark green shadows
are voices that urge me to stay.
So I pause and I wait and I listen for one more sound,
For one more lovely thing that the hills might say.

山の上での私の一日が終わった
そろそろ時間だと告げる星が見えてきた
でも 暗い緑の影の深みが私を呼び止める
私は待ち、留まり、さらなる調べを聴く
山がまた素敵なことを言うかも知れないから

《主題歌スタート》
The hills are alive
With the sound of music
With songs they have sung
For a thousand years
The hills fill my heart
With the sound of music
My heart wants to sing every song
It hears

My heart wants to beat like the wings
Of the birds that rise from the lake to the trees
My heart wants to sigh like a chime that flies
from a church on a breeze

*To laugh like a brook when it trips and falls
Over stones on its way
To sing through the night
Like a lark who is learning to pray

I go to the hills when my heart is lonely
I know I will hear what I've heard before
My heart will be blessed
With the sound of music
And I'll sing once more

(*以下は繰り返し)

山は生きている 音楽の調べとともに
山々が千年もの間 歌い継いできた歌を

山が私の心を満たす 音楽の調べで
心が歌いたがっている 聞こえる全ての歌を

心が羽ばたきたがっている
鳥たちの翼が湖から樹へ飛び立つように
心がため息をつきたがっている
教会の鐘の音が風を渡るように

歌いたい 石の上を笑うように転がり落ち
流れていくせせらぎのように
夜通し歌っていたい
お祈りを覚え始めたヒバリのように

私は山に来るの 心が寂しいとき
きっと聞こえてくるから 前にも聞いた歌が
心に祝福が満ちている 音楽の調べで
そして私は また歌い出す
(意訳加筆 Akira.U)

~♩♬~♫♪~♩♬~

【The Sound of music】を 高山で初めてオカリナ演奏したのは 2010年8月の「鉢伏山(はちぶせやま)」(標高1929m)の高原(写真)。

「鉢伏山」頂上直下に建てられた 鉢伏山荘のマスターから、突然ご招待の電話があった。

「夜は電気が無いのでランプの生活ですが」と、嬉しくなるお話。

ご縁は15年ほども前で、彼が「鯨」という環境派月刊誌の取材で金沢に来られた時。

太平洋を航海した7m小型帆船【ほうき星】の乗挺体験を希望され、能登の七尾湾へも。まさか山荘を運営しているとは意外だった。

「ほうき星号で航海中、赤道付近の無風帯(ドルドラム)で鏡のように凪いだ夜の海面に星空が丸ごと映り、上下の感覚が無く宇宙遊泳のようだった」

と話した事が脳裏に焼き付き、紆余曲折を経て山荘生活を選ぶに至ったという。

オーガニック食品店とオカリナ教室が静岡県浜松から埼玉県越谷、富山県にも複数あり多忙の中、喜んで招待を受けた。

信州の中央に位置する「鉢伏山」は北アルプスの展望台として美ヶ原に勝るとも劣らないという。
高校時代に「学習村」と称した「美ヶ原」麓の民宿で夏休みの1ヶ月を過ごした体験を思い出した。

その秋にも再度のご招待。
松本サリン事件(1994)の被害者として災厄を負った 河野義行さんが、不遇の被害で亡くなった奥さまの遺品となる ハモンドオルガンを山荘に持ち運び、追悼演奏会を開くという。

8月15日夕方、長野県の塩尻駅に車で出迎えてくれたマスターは、街灯の無い暗く狭い山道を慣れた手つきで運転し鉢伏山荘へ。

涼やかな星空の下、鍋を囲んで心をほぐす山の仲間は暖かく、善意と真心の氣に満ちていた。
遥か眼下の塩尻の花火が、ここからはまるで線香花火だ。

ペガサス座やアンドロメダ座を見てさわぐ私たちが面白いのか、暗闇に「日本鹿」の目だけが周囲を囲むように光り、「ピュ~ウ♪‥キュ~ウ♪」 と盛んに鳴く。

河野さんと二人で、早朝の「鉢伏山」の高原を清々しい空気を吸いつつ歩いた貴重な一時もあった。

【The Sound of music】をオカリナで奏した思い出から、大切なモノが宝物のように再び見えて来るようだ。

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あめつちの便り【土の音】
(食育のグリーンノート & 土の音工房)
☆食育HP
http://green17.crayonsite.net
「ナチュラルクッキング」
https://youtu.be/4gXIxSK-l_Q
☆工房HP
http://clay.crayonsite.net
「オカリナのある風景」
https://youtu.be/Lx0ONATqiTg
◆じゃらん「オカリナ体験」
http://urx.red/yVBT
◎心身の相談「天使の聲を聴く」
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