あめつちの便り【土の音】🌼 【NO Covid-19 ベトナム ダナン】交流再び

あめつちの便り【土の音】🌼
【NO Covid-19 ベトナム ダナン】交流再び

3年前に大変お世話になったダナン市(ベトナム)外務局長さんが、過日登録した「Telegram」(SNSの1つ)に突然現れました。

筆者は、2017年7月の「越日(ベトナム日本)文化交流フェスティバル」に僭越ながらオカリナ奏者としてご招待頂き、貴重な経験をさせて頂きました。

以来、再会を約した友人等と折々に連絡を取り、再渡航の機会を念じていたところです。

ベトナムが苦難の戦争(※)を乗り越えた現在、人口約9,621万人(2019年)のベトナムの平均年齢はナント 31歳(長期の戦争で多くの年輩者が亡くなっている)。

親日国家であり、その歴史を知るだけでも日本~世界の動きを紐解く大切なカギがあります。

■(※)ベトナム戦争は、1887年からフランスの植民地となったのが災いの発端だろう。

占領状態から、ベトナム独立を目指したはずが、複雑極まる外国同士の介入戦略渦中に巻き込まれるように、20年間にも渡る戦争を引きずる不幸な惨状となった。

表面的には「北ベトナム (ロシアや中国共産党等が介入)」 対「南ベトナム・アメリカ軍」の戦い。
本質的には「共産主義」対「資本主義」の戦争だった(死者数は600万人以上)。

ところで、ご馳走になったベトナム伝統料理は、奇しくも日本発のフランス経由で いち早くベトナムに伝わった「Macrobiotic」の理論に合致し、かつて多くの自然食レストランが出来ました。

それは、元々「食育・食養」を実践する土壌と伝統文化が根付いていたからに違いなく、世界に誇れる食文化だと思いました。

外務局長のミンさんに久しぶりのご挨拶とコロナ渦のお見舞いを書き送ると、早速のお返事。

【… あなたの素敵なメッセージを受け取ってとても幸せです!
私は、ダナン市のために活動されたあなたの善意に大変感謝いたします。

私たち全員がCovid-19を乗り越えて、以前のように通常の生活を送ることを願っています。
ダナンでは、これまでパンデミックの状況を管理しており、Covid-19の患者はいません。

私たちの街のあらゆる社会活動が開かれ、国内観光が急速に発展しました。 (中略) ダナン市でお会いできるのを楽しみにしております。… 】

(新型コロナによる死者は現時点でゼロ人。感染者のうち184人は入国直後に隔離措置が取られた。20日午後6時から21日午前6時までの新規感染者もゼロ…2020.07.22)。

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⭕【月下美人の詩】🎵

「月下美人」(※)の花言葉は、「艶やかな美人」「秘めた情熱」「強い意志」等。

☆【月下美人の詩(うた)】
(= A song for Quynh ) Music & played
by Akira.U
https://youtu.be/cmvD-a3yj5o

 花は「甘く気持ちのよい香り」「上品な香り」等と表現される、ジャスミンに似たやわらかくも強い香りです。

「ベトナム日本文化交流祭」のご招待を受け(オカリナ)、ダナン国際空港に着くと、ボランティア実行委員の Nhân(ニャン)さんと Minh(ミン)さんが暖かく迎えてくれました。

彼らに乗せてもらったタクシーが送ってくれたホテルでは、聡明な通訳ボランティア Quỳnh(クイン)さん♀のお迎え。

こちらは、一般日本人がよく泊まるらしい高級ホテルで、今回の文化交流関係者は全てこちらという。

筆者が個人で予約したのは、ブティックホステル ダナンビーチ(朝食付606円)で、親切に再度タクシーで案内してくれました。

翌早朝、砂遊びをするダナンの親子等とふれあいながら海岸の風景を見つつ、真摯で才気煥発な Quỳnhさん(外語大学生)のイメージから、その場でメロディが湧いてきました。

「美しい環境」「友情」「絆」そして
「健康と平和」を願いつつ🎵

市役所で外務局長などを囲んで懇談の場が設けられた時、ご招待のお礼に 特別に製作してきたオカリナ(民族楽器に多い「D調」)を謹呈。

挨拶とオカリナの説明の後、降って湧いたばかりの拙曲【月下美人の詩(うた)】を奏でると、皆さんの暖かな拍手で和やかな空気に包まれました。

■(※)「月下美人」( Queen of the Night )

 花や実は食用や薬用にされ、
呼吸器系や血圧や体脂肪の改善等に。

メキシコ由来の原種で、ナデシコ目サボテン科クジャクサボテン属ゲッカビジン(月下美人)、英名:Queen of the Night

昭和天皇が皇太子の頃、台湾を訪れた際、月下美人の花に目を奪われこのとき、田氏という駐在大使に名前を聞いたところ、
「月下の美人です」
と答えたことから、「月下美人」と名付けられたといいます。

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⭕【ベトナムのお好み焼き等 初見聞】

翌7月26日は、早朝のダナンビーチを歩きつつ降りてきたメロディをメモ(「A song for Quynh」とする)。

わざわざ銀行で両替してきてくれた外語大の クインさん(外語大)と ニャンさん(工科大)がバイクで迎えに来てくれ、クインさんのバイクの後ろに乗っかって、信号機がまばらな中でバイク(4人乗りも(*゜Q゜*))がひしめく街中を走ります。

彼らの運転技術や運動神経の良さで、恐れは信頼となり、予定した現地調達の買い物や食事をして市役所に寄り、イベント会場へ徒歩15分のハチホステルに移動。

昼に彼らがご馳走してくれた「ベトナムのお好み焼き」の作り方から食べ方、豊富で新鮮な野菜、食堂の素朴さは、感動的な美味しさ共に感銘を受けました。

 ★【ベトナムのお好み焼きと食べ方】
https://youtu.be/KrhOnYSuHeo

クインさんが、ベトナム風お好み焼きの食べ方を教えてくれています。

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⭕【幼稚園で音楽交流】(ベトナム Việt Nam)

街中で出会った方の紹介から、教育委員会を通じて突然の「幼稚園」(園児約300名)オカリナ音楽交流も。

 ★【ベトナムの「Truong Mam Non
Viet-Nhat」(越日幼稚園)で音楽交流】
https://youtu.be/6aU6bbotNuk

 ベトナムと聞けば、第二次世界戦争時に米軍が散布した「枯葉剤」(強力な除草剤の一種)の被害を受け、結合双生児として生まれた「 ベトちゃんドクちゃん」を思い出します。

初めてのベトナムのダナン市を 7月の下旬に汗だくで歩きながら散策。

一般の方には意外と英語が通じず、ガイドブックのベトナム語も各地の発音が異なるのか困難。
高校生等に聞くとわりと通じてホッと(^o^)

たまたま縁した民間会社の方の紹介で教育委員会へ行くと、フェスティバルとは別に、急遽「幼稚園」での音楽交流会開催の運びに(^^)/\(^^)

多くの人が戦争で亡くなり、若者が多く国を興そうと急成長する国だけあって、動きの速さに驚きます。

翌朝ダナン市役所に集合。
通訳等のボランティア、アンさん♀とダンさん♀のお二人を紹介され、手配された車に同乗して「幼稚園」へ。

ワクワクしながら入口に入るや、まさかの大歓声(*゜Q゜*)
 続いてウェルカムの大合唱に声も出ないほど‼️

ハノイの音大で勉強されたローン先生がパワフルに音頭をとり、幾つものクラスへと案内され、子ども達と交流して回ります。

目が廻ります(笑)
 が、旺盛な生命力を感じざるを得ません。

あっという間に二時間が過ぎ、ローン先生が喫茶店で濃厚なベトナム珈琲等をご馳走してくれながら、多くの話題で盛り上がりました。

帰り道、アンさんダンさんと昼食の【フォー】を食べながら盛り上がり、交流の成功などを語りつつフェスティバルに備えました。

以来、野菜やハーブの多い【フォー( phở )】が大好物となり、帰国後も日本風で作っています。

ベトナム(ダナン)の「フォー」にはかないませんが、お客さまは「ホォー」(笑)と感心して下さって楽しく頂いています。

後日 ダンさんと、交流会場の各国展示ブースでお会いした時、ベトナム産の暖かい手触りに作られた、犬形の【土笛】をプレゼントしてくれたのに感激‼️

その「土笛」は今、「土の音工房」の卓上に置いた、記念の時計(ウェルカムパーティーで頂いた)の上に乗っかっています🎵

 皆さんの健康を願い 再会を期して‼️
 Cám ơn nhiều‼️

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⭕【アメージンググレイス】ダナン福音教会で賛美奏(オカリナ)

日曜日は、朝と夜のミサが催され、街中では、早朝4時前から「薪」でご飯を炊くお店や掃除をする子どもたちがいます。

やがて、ダナン福音教会の大聖堂に 大勢の市民が賛美に集まります。

男女各歌手のソロやコーラスなど、ピアノやパーカッション等が素敵な伴奏で包み、美しい讃美歌に心が洗われました。

フレンドリーに話しかけてくれた信徒さんが神父さんを紹介して下さって、ナントこれも突然、30日夜のミサで、賛美演奏をすることに❗

本命の交流フェスティバルでの演奏は、29日夜、30日夕なので、30日は慌ただしく走ることに!

後に教会の担当者から頂いたメールのリンクから、オカリナでの賛美演奏が、教会のホームページにアップされているのがわかり、2度驚きました。

 ★【アメージンググレイス】ダナン福音教会(ベトナム)
https://youtu.be/LE5ewDmbL9U

民族、国境、宗派を越え、真摯な祷りが広く共有して、共助の環が大きくなることを願います。

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⭕【街角オカリナ教室(ベトナム)】

 「国際文化交流フェスティバル」(ベトナム ダナン)の公演時間が迫る直前のこと。

カフェの椰子の実ジュースで喉を潤していると、店員がオカリナに興味を持ち、1人が手にするや、たちまち3人が集まりました。

ついその気で教え始めると、彼女たちも積極的に音出しを工夫し始めました。

 ★【街角オカリナ教室(ベトナム)】
https://youtu.be/7ub3du_jiKY

やがてこの地にも「土の音」を奏でる人たちが増えることでしょう。

 日本発の 食養・マクロビオティック( Macrobiotic )が フランスを経由し、いち早く伝わったベトナム。

陽射しの強い土地でも、肌がきれいで歯も美しい女性が多いのも納得。

開発に伴う公害問題が出てきているようですが、願わくば自国の文化を大切に、仏教の影響もある伝統的な食生活が伝承され、心身が健康で国が栄えんことを❗

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⭕再会を期して【ふるさと(故郷)合唱】

飛行場で日本への帰国便に搭乗直前(ベトナム時2017.7.31夜中)、すっかり仲良しになった友人たちがDeparture のエントランスまで
見送りに来てくれました。

「ここでオカリナを吹いて‼️」

とクインさん。

筆者が海岸近くの大イベント会場で演奏の時、彼女はお土産店でアルバイト中で見れなかった。
が、大音響のコンサート音が聞こえていたという。

日本の飛行場なら警備員が飛んできそうだが、ここはフレンドリーなベトナム。

ニャンさんがスマホを構える。
ヨシッ、エントランス前で【ふるさと】を合唱🎵

 ★再会を期して【ふるさと(故郷)合唱】
https://youtu.be/-EviZniN9F4

それぞれの【ふるさと(故郷)】を そして【共通のふるさと地球】の平和な環境を願って‼️

昨日 大イベント会場で、オカリナコンサート直前に配布してもらった【ふるさとの歌詞(ローマ字)カード】が残っていたので、念のためクインさんに渡すや即合唱🎵

(ちなみにクインさんはお祖父さんに【ふるさと】を教えてもらったそうで、見なくても歌えます(^-^))。

友情と愛の絆で世界を繋ぎ、皆のふるさとを大切に❗

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あめつちの便り【土の音】
(食育のグリーンノート & 土の音工房)
http://green17.crayonsite.net
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