2022年10月 静岡県磐田市で災害ボランティアしてきました
まず、被災した方々にお悔やみ申し上げます。
また被災された方々を支援してくださっている方々へ感謝申し上げます。
これからボランティアに行く方が少しでも不安なく活動できれば嬉しいと思い、個人の感想ですが記載しました。
また記事の内容は古い情報の可能性があります。最新の情報をご確認ください。
また私は専門家でも何でもなくいちボランティアなのであくまで参考程度にお願いします 🙏
簡単な自己紹介
先日、磐田市の災害ボランティアセンターを通じて泥かきなどをしてきました。私は現在、静岡県磐田市に住んでいます。私が大学生の時に東日本大震災が発災したので当時支援活動(炊き出し、瓦礫除去、イベント企画、避難者支援など)をやっていました。
初めに
2022年9月の台風15号によって静岡県磐田市は被災しています。
特に豊岡地区の被災状況は死者はいないものの、山崩れに伴う土砂や河川の氾濫によって屋内・屋外問わず被災している状況です。
ボランティア参加したい方はこちらから最新の情報をご確認の上、ぜひお願い致します。
https://iwata-vc.jimdofree.com/ボランティア募集-紹介/
活動前
オンラインで諸々の手続きが完了できる。
ボランティア保険への加入は必須です!前日か前々日くらいに案内の連絡がくる。(これは人によると思います)
作業時間
9時から受付開始して15時ころ解散
そのうちおよそ3時間の作業でした。
当日
当日の受付でQRコードを読んで、参加の最終確認がある。
事前予約した人が揃ったらオリエンテーションが始まるのであまり早めに来ても意味がない。早すぎるとたぶん空いてない。遅すぎると恥ずかしいかも?(930までは遅刻じゃないです!)
活動場所までの移動
バスとハイエースが待機している。午前のみの活動の場合は個人で車に乗っていく必要があるっぽい。
また、作業用の車両を提供できる方も個人またはチームで車両に乗っていく。
そのあと車に乗るので受付時に装備を揃える必要は無く、荷物を取ってくる時間はある。が、持ってきておいたほうがスムーズではある。
早めに着いて受付を済ませた方は待合室に待機している時間で備品等を取りに行くと良いかもしれない。
備品について
作業道具
最新式?のキレイな道具が用意されているので余程自分の道具に自信がある方意外は身一つで十分戦力にはなる。
ただ、用意していただいた備品の片付けの一部などをボランティアセンターの方々が担っている場合もあるので土日などの人が多そうな時は自分のものを持っていっても良いかも。ここは気にしたほうが良いのか正直分からないので参考にしないでください。
迷う方は持っていかなくても良いと思われます。道具より人手の方が遥かに役に立ちます!
装備
用意したほうが良い装備一覧は案内があります。
ただ、完璧に揃える必要は無いと思われ、最低限揃っていれば用意されている備品で十分貢献できます。
必須のものについては漏れがあると責任が取れないので割愛します。ぜひ案内を確認してください。
その上で個人の感想を書きます。
あったほうが良さそうなもの
天候や作業場所によってはマスクを触って汚れがちなので予備が一つあっても良い
ビニール袋(ゴミ袋で良い)
長靴とは別のラフな靴、サンダル
移動中や休憩中にスッキリ過ごせます
雨天のときは雨具と汚れても良いタオル
なくても良さそうなもの
ゴーグル
長靴の中に入れる鉄板
ヘルメット
参加者について
女性が多かった。また、磐田市外の方も多かった。
いち市民としてはありがたい限りです。
作業について
現場のコーディネーターの方々が忙殺されていることもあり、なかなかどんな方法で作業をしたかが引き継げていないです。
一日作業すれば「こういう方法が良かった」などのお声もあると思うので教えて下さい。
私の経験による一例を紹介します。
床下の泥の掻き出し
じょれん が役に立ちます。
ボランティアセンターで用意されているものは軽くてオススメです。これに気づいたのは作業の後半で悔しい思いをしました。
土のうに土を入れる作業
泥を土のうに入れる作業にかなりの労力を割いていたと思います。特に一人でやるとなかなか大変です。
これは3人で分担することができ、メンバーの体力によってうまく作業を分けることができます。
じょれんですくった土を 「てみ( 取っ手のないチリトリみたいなもの)」に入れます。以下ちりとりと呼びます。
作業の順序例を書いていきます。
じょれんや、クワ、スコップなどで土を取りやすいようにする
チリトリにじょれんで土を移動する
土を土のうに入れる
土のうを運ぶ いつでも良い
1はひとり
2は、じょれんの人とちりとりの人で2人
3は、ちりとりの人と土のうの袋をピーンと貼って土を流し込みやすくする人で2人
4は、土のう置き場の関係などを考えて別の人が担当しても良さそう。ちりとり担当の人の担当でもよし。
私が担当したチームでは
男性
男性
女性
という組み合わせでした。分担しているため使う筋肉が偏ります。適度に交代しながら作業すると良さそうです。
最後に
意気込んで参加された方は、拘束時間に比べて作業時間が短いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、現場の場所もの人のコーディネートはかなり大変です。また、多くのボランティアとは異なりその日だけ、数日だけの関わり方ではなく毎日毎日担当してくださっています。
ボランティアの方は自分にできることを探して明るく前向きに作業しましょう!
私は当日、(大変申し訳なかったんですが)忘れ物をしてしまいましたがボランティアセンターの方々がとても丁寧に対応してくださいました。重ねて感謝致します。
繰り返しになりますが、ボランティア参加してみたい方はこちらから最新の情報をご確認の上、ぜひお願い致します。
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