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【さんりくトレイン快速 (山田線)】で川と新緑を愛でる 27/06/24

宮古からは山田線に乗って盛岡へ。今回の旅のメインの目的は実はここ。梅雨時期なのでアマテラスといえど天気には過剰に期待はできない。だから基本は「乗り鉄」モード。只見線と迷ったけれど、Cちゃんが忙しくて一泊しかできないので、只見線はややきつい(一泊でも行けるけど、この間行ったばかりで、次はもっとゆったりしたいと思ってた)。
新緑を愛でるのももちろん天気のいい方がいいだろうけど、雨でもまあそれなりだろうし、乗り鉄なら変にウロウロしなくて済む。

おあつらえ向きに、ちょうど良い時間に山田線の特別仕立ての快速列車があった。時間的には鈍行とさして変わらないけれど、指定席もある。おまけにまだ指定席に余裕があって、予約時に先頭車両の(いや実は指定席車両はこの一両しかない、てか全部で2両😅)先頭座席が取れた。


 

五能線のリゾートしらかみや篠ノ井線のリゾートビューふるさとみたいなゴージャスな車両を期待してたけど、そんなのではなかった。それらなら先頭席はもっと展望仕様なんだけどね。そういえば前日に八戸線でCちゃんが相席して楽しそうに喋っていた3人連れに、ここでも同じ車両になってびっくり。
 


でも、私は小学生男子化し、ずーーーっと運転席の後ろに貼り付いて、行く先を見つめ続ける。イイコト発見したので。
ずっと行先の線路を見ていると、橋に差し掛かるのが分かる。つまり川を渡る。何故か私は列車で橋を渡る時に川の写真を撮りたいという執着があるが、普通にしているとしばしば通り過ぎてしまって間に合わない。Googleマップで見ながらやっててもいささかめんどくさい。でも橋が先に見えると、カメラを構えられる。


てことで、撮ってみれば「だから何」って感じではあるが😅2時間半の乗車中、席に座っていた時間はほとんどなかったくらい、堪能致しました。山田線は基本的には閉伊川という川にずっと沿って走っているので、何度も渡るし、平行に走るし。

22年の冬に山田線に乗った時は快速でも普通車使用で、ボックス席も長椅子もある座席。地元民らしいおっちゃんがわざわざマイ枕持参で長椅子に本格的に横になって寝ていたので驚いた。でも今回のは(少なくとも指定席車両は)長椅子はないタイプ。とはいえ別に解説的車内放送もなく、景色のいいところで徐行するとかもなく(景色はいいけど特別にいい区間とかはなかったし)、物販もなく、愛想ないっちゃない。車内でも誰もほとんど喋る人もなく妙に静か。そんな中でわたし1人小学生男子化してたのが今から考えるとちと恥ずかしいような気もするけど、いいのだ!!
 

梅雨時でもたいがいメチャ晴らしてしまうアマテラスなれど、今回は梅雨入りが遅すぎて、その梅雨入りのドンピシャの日に旅する羽目になったのでいつもみたいにピーカン!にはならなかったけど、梅雨入りした割には雨は降らず終始薄日が差していたのであった。





そして盛岡到着。
万が一宮古でこの山田線快速に乗り損ねた時のことを考えて、新幹線はその1本あとの山田線に合わせた時間のに指定席を取っていた。その1本あと、というのはなんと2時間半後である。山田線、1日に7本しかないのよね。よって新幹線も18:50のにしていた。

でも予定通り乗れて16時前に盛岡に着いたので、少し早めに帰ろうか新幹線の指定を取り直そうとしたらもうどれも満杯。40分ぐらいあとのは取れそうだったけど、せっかくだから盛岡でじゃじゃ麺くらいは食べて行きたいし。変更は自販機では出来ないのでみどりの窓口に並ぶが、けっこう時間かかりそうだったので諦めた。
 
フェザンという駅ビルの地下でじゃじゃ麺を食す。んー、なんかちょっと違う感じするなあ。やっぱり冷麺にしとけばよかったかな。じゃじゃ麺も少し足を伸ばせばもっといいとこあるのかもしれないけど、今回は駅近が条件なので仕方ない。


まだ時間が少し余ったので、昨年、ニューズウィークの「2023年に行くべき世界の52箇所」で2位に輝いた(本当は単に2番目に紹介されただけらしいが)盛岡の魅力の一つである、喫茶店に行こうと思う。でも有名どころは早く終わるところが多いし、駅から近くないところが多い。
結局、以前にも行った詩季というところへ。ここは駅からはまあ近いし、感じもいい。Cちゃんは、また行きたいと思ってたから嬉しい!と大喜び。
ちなみにここに行こうと地下道を歩いたら、またしても八戸線でCちゃんが相席した3人組とすれ違う(向こうは気づかず)。どんだけ。彼らもオトキューパス組なので似たようなルートを考えたってことね。
 

美味しいコーヒーとケーキで満足し、満席のはやぶさで帰宅。

Cちゃんとの旅は今回はここまでだが、私はさらに余ったオトキューパス2日分も使い倒す予定である。

続く。

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