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THE FIRST SLAM DUNK

スラムダンク観てきた。

※以下、ネタバレ注意。
特にこれから見る予定の「原作ファン」の方は見ないほうがいいかも。

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内容:
湘北高校2年バスケ部の宮城リョータは全国大会の舞台に立っていた。対戦相手は圧倒的な強さを誇る王者の山王工校。
リョータは思い出していた。生まれ育った島でのこと。海難事故で亡くなった兄ソータのこと。神奈川に引っ越してきてからのこと。今日、山王工校と対戦するまでの日々のことを...
そして戦っていた。自分と、最強山王工校の選手たちと。
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感想:
僕はスラムダンクの大ファンです。原作を何度も読み返していて、山王戦は特に繰り返し読んでいる。何度読み終えてもまたすぐに読み返したくなるのだ。それだけスラムダンクの山王戦は特別だし多くの感動に溢れている。
ファーストスラムダンクは事前の情報はほぼ皆無だったけれど、「原作を映画にするなら山王戦しかない」と思っていたし試合はやはり山王戦だった。
公開を楽しみにしていて「絶対にレイトショーで観る」とも決めていてレイトショー行ってきた。
混んでいたけれどね。
公開後はやはり気になってしまうもので、SNSでネタバレを見ていた。どうも主人公は宮城リョータで対戦相手は山王。宮城のエピソードを軸に展開していく作品らしい。
(宮城リョータは三井寿の次に好きなキャラだったから嬉しかったし映画を観てさらに好きになった)

映画がはじまりギターのチューニングがされたところで「これは完全におもしろいやつだ」と悟った。その後The birthdayのオープニング曲に合わせて宮城、三井、赤城、流川、花道...と原画が描かれていって「もうやってくれたなと笑」高まる高揚感。
宮城って原作で過去が見えないしクールなキャラだから、そこを掘っていったところが良かったし違和感がなかった。あとCGも全然気にならなかったし、むしろ良かったよ。
それと宮城、三井、沢北っていう人気でかつカッコイイキャラクターに特にスポットを当てていたのが流石だった。
花道は原作の過去のエピソードひとつがインパクトがあったから、そのままがいいし、流川は謎のままがいい。ゴリの過去は原作で充分描かれているからそのままでいい。

原作は大事にされているんだけれども(特に試合の描写)、あくまでひとつの映画作品として違和感のないようにまとめられていた。
ただし、原作を読んでいたほうが感動は大きいかなとは思った。
試合は“試合”として淡々と描かれていて、原作の山王戦を読んでいれば、身震いする描写がたくさんあったから。(例えば三井のスリーポイントとか沢北の本気とかね)

僕はこの作品から興奮と勇気をもらった。
誰でも何かを抱えて毎日戦っているし、戦っていく。そんな日々と宮城リョータ目線のストーリーが重なって感動した。傷は癒えないし、目の前にあるもの(こと)は怖いけれど、勇気を持って戦った先にあるものは勝ち負けはついたとしても素晴らしい価値のあるものなんだ!って教えてもらえた。

最後、空を飛んだ地でのシーンはカッコ良すぎるでしょ!!!

追いたいほど最高の映画でした。

おわり
(最後まで読んでくれた方ありがとうございます)

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