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僕らがセーブせずに電源を切ってしまったことを嘆く最後の人類になるだろう

お盆の帰省ラッシュを避けて少し早めに故郷へ帰った。帰ったと言っても、何か特別な用事があるわけでもなく友人もまだ帰ってきていない。久しぶりにゲームでもするかと思いしばらく電源をつけていないNintendo Swichを引っ張り出してきた。案の定、充電が切れていて電源がつかない。充電器を差し込んで復活するまで手持ち無沙汰に過ごす。ふっかつのじゅもんは必要ではなく、そこには電気のやり取りだけがあった。

ようやく生き返ったので電源をつけて「ポケットモンスターブリリアントダイヤモンド」を起動する。「ポケットモンスターダイヤモンド/パール」のリメイク版である。僕が人生で初めて遊んだポケモンのゲームがダイヤモンド/パールだったから、思い入れがあって発売されてすぐに買った。世間一般の評価はイマイチらしいが僕はあの時の気持ちを思い出させてくれただけで100点をつけたい。

リメイクされるにあたって原作であるダイヤモンド/パールから進化したことが多々ある。例えば、戦闘で得た経験値は手持ちポケモン全員に配分されるようになった。原作では、戦闘に参加したポケモン+がくしゅうそうちを持たせたポケモンにしか経験値が配分されなかったため、パーティ内でレベルの偏りが生じ、御三家は最終進化までいったのにこいつはいつまでビッパなんだ…!ということが度々起こった。これは良い改善である。そして、もうひとつの大きな気づきがそう、

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