倉持 紀子

倉持 紀子

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病気のこと。

他人から見たら、そして自分でも客観視できればそんなに大したことではないのかも知れない。 それでも。 …精神的にとても追い詰められていた、20代前半のわたしは、外出すると不安な気持ちから吐きそうになる。卑猥な言葉を口走るかも知れないという恐怖もあった。自分がどこかおかしいんじゃないか、思うと、ほんとうにおかしい人間は自分をおかしいとは思わない。だからおかしくないんだ…そう思うのだけど、おかしくないと思うということは、やはりおかしいのかも知れない? 堂々巡りでわけがわから

    • どんなに想い合ってても

      わたしが彼をどんなに想っていたとしても。 彼がわたしを想ってくれていたとしても。 むりなことに気づいた。 『愛してる。』この世はふたりだけだって棺桶だけはひとりで入る

    病気のこと。