マガジンのカバー画像

『ガールズバンドクライ』note

30
ガルクラについての私の感想です。
運営しているクリエイター

#青い空と白い雲

087 「碧いif」by トゲナシトゲアリ、感想

朱李 これまでは、5人それぞれの過去やぶつかり合いを見せてきましたけど、ここからは音楽の道に向かってひたすら突き進んでいきます。みんながどんなふうに駆け抜けていくのかを、本当に楽しみにしてほしいです。第10話までの5人がお互いのことを知ったからこその、一丸となったトゲナシトゲアリをぜひ見てください! 凪都 全13話、残りはあと3話なんですけど、ドラマのボリュームがすごいです! まだまだ紆余曲折があります。でも以前の「1×5」じゃなく「5×1」にまとまったので、みんなで助け合っ

078 『ヤマノススメ』の事を話そう

 2022年にアニメから入って転んだ『ヤマノススメ』、ある面ではガルクラの対極とも考えられる。主人公雪村あおいは(最初は)旧友の倉上ひなたに引っ張られる存在だし、青い空と白い雲が舞台だし、結局は陽キャの肯定になってる。しかし山あり谷ありの生き方の肯定、学校に居場所がないなら外に出よう、という思想では山とバンドに似たところがある。  とはいえそれぞれに重い/辛い過去を受け入れ、克服し、認め合うガルクラ、陰キャで承認欲求モンスターがバンドで名実ともにギターヒーローになっていくぼざ

071『ガールズバンドクライ』第10話「ワンダーフォーゲル」、感想

 今回はトゲナシトゲアリが本格的に活動するための最大の障害であり問題、フロントマンの井芹仁菜の家族を扱った回。アバンも仁菜ちゃんが開発したグッズに関する話があり、今回はガルクラの本来の主人公回と言う示唆はあった。しかしそこはガルクラ、すぐに芸能事務所の人間に呼び止められるというミスリードがあり。  お話が動き出すのは仁菜ちゃんのお母さんが娘のバイト先を訪ねて来たり、お父さんがアパート先で待ち伏せして来たりから。多分そんな仁菜ちゃんの状況、トゲナシトゲアリの他の四人は話し合った