【レポート】半日ワンオペ~プール編~
息子5歳、娘2歳。
娘はイヤイヤ期(私は、やりたいやりたい期と呼んでいる)真っ只中。
息子は、大分お兄さんになってきたが、夢中になると聞く耳を持たないヤンチャ坊主。
1人で、2人を連れて歩くというのは、大変ではありますが、
経験値を向上させるため、今回、市の温浴施設(プールと食堂、トレーニングルーム、休憩スペースが全部あるような施設)に行ってきました。
前回は、奥さんと4人でしたが、今回は私と子ども達の3人だけ。
トリオコントを展開させて頂きました。。
(入口~受付)
まず入口にて、「靴と靴下を脱いでください」と指示。
脱ぐや否や娘が館内に猛ダッシュ。カバンや浮き輪を邪魔にならないところに置き、息子に「追いかけて一緒にいて!」と告げ、自らも猛ダッシュ。
「まずは靴を下駄箱にしまってから受付をします」と告げなかった、
自分を反省。高揚する子どもの気持ちを上手くコントロールするのは、
保育士だけでなく親御さんにも必要不可欠なスキル。
なんとか娘を抱きかかえ、下駄箱に靴をしまい、消毒、検温、受付へ。
文句も言わず、黙ってこなした5歳息子の成長を密かに実感。
(更衣室着替え)
なんとか受付を済ませ更衣室へ。受け取った鍵のロッカー番号を探し、着替え。ロッカーとロッカーの間にプラスチックのベンチがあったので、子ども達をそこに座らせ、準備。まず、息子に脱ぐように指示。続いて、娘を脱がせ、プール用のオムツに履き替え。息子が「おしっこ行きたい!」と言い出したので、「ちょっと我慢してくれ」と懇願。自分も慌てて服を脱ぎ、トイレへ。全員、家の時点で水着に着替えておいたので、更衣室での着替えはスムーズにいきました。
トイレを無事に済ませたら、子ども達のテンションがMAXだったので、予め、プールサイドは走っちゃだめだよ。プール入れなくなっちゃうよ!と注意喚起。
シャワーを浴びようとした時に、マスクを外していない事に気付き、慌てて外す。幸いタオル置き場が近くにあったので、マスクも一緒に置いておきました。やっぱり、子どもの事に気を取られて色々なボロが出てきます。
(いよいよプールへ!)
スイミングキャップをつけ、浮き輪を持ち、いよいよプールへ。2人の子どものテンションは最高潮。楽しそうなので、何よりです。キッズプールといっても、2歳の娘の肩くらいまでの深さがあるので、娘に付きっ切りになります。視線は送りつつも、息子は離れたところから見守る形になりました。
ふとした時に、息子が同い年くらいの男の子と仲良さそうに遊んでいたので、近くにいたお母さんらしき人に御礼をしたところ、「実は(子育て)支援センターで会ったことがあって・・・」と奥さんの知り合いであることが判明しました。
このお母さんの神対応に何度も救われました。
あまり深くないキッズプールなんですが、小さなウオータースライダーが二つついている魅力的な遊具がプールの中にありました。
なんとそのお母さんが、膝にうちの子ども達も乗せて、一緒に滑ってくれたのです。自らのお子さん2人と、うちの子2人。計4人を膝に乗せて何度もウオータースライダーを滑ってくれました。
私は、危なくないようにウオータースライダーの出口で待つだけ。
お父さんも一緒に来ていたので、丁重に御礼を申し上げました。
この日ばかりは、自らの強運ぶりに感謝しました。
もちろん一番感謝したのは、お相手の親御さんに対してですがw
11:30くらいから遊び始めて、気付けば14:00前。「ご飯」「アイス」「ジュース」という人参をぶら下げ、なんとかプールから子どもを上がらせることに成功。
(更衣室着替え)
シャワー後ラッシュガードと帽子を予め脱がせ、脱水機へ。更衣室に入る前にあらかたタオルで拭いてしまいました。更衣室は、共同スペースの中でも取り分け人様との距離が近いので、ご迷惑にならないよう、更衣室での工数をなるべく減らしておこうとの算段です。息子は、着替えもなんなくこなし、待っていました。苦戦したのが、下の娘。疲れていたこともあり、断固として着替えを拒否。手伝おうかというと「イヤ!」オムツを履かせようとすると「イヤ!」大好きな兄が履かせようとしても「イヤ!」
普段は怖い一面を、娘には見せないようにしているのですが、今回ばかりは、「じゃあ、ずっとそうしてな!」と結構大きな声で凄みました。温度感が伝わったのか、渋々着替える娘。
重苦しい雰囲気にはなりましたが、近くで着替えていたオジサンは、温かく見守ってくれている感じでした。
なんとかドライヤーも無事に済ませ、更衣室を後に。
更衣室から出ると、すぐの所に食堂スペースがあるので、カレーとラーメンをとりあえず頼むことにしました。
食堂のおばちゃんが衝撃的な一言を放ちました。
「ごめんね~今日もうご飯が終わっちゃったの」
私「そうなんですか。。。(ショック)」
息子「僕冷たいのがいい」
私「じゃあ、ざるそばとラーメンで」
席につき、食べ始めると、子ども達の食欲が爆発しました。
そりゃそうです。2時間半くらいプールに入っていたんですからw
息子と娘に交互にそば、ラーメンを上げていたら、
あっという間になくなってしまいました。
私「まだ食べる?」
息子「食べる!このざるそば、マジでうまいわ。」
私「わかった。(口調がマジで似てきたな。。。)」
私「すいません。ざるそばとホットドッグ下さい」
「はーい・・・しばらくして、おまちどうさま。ごめんホットドッグ今作ってるから、先におそばだけ出します。」
私「大丈夫です。いただきまーす」
1つのざるそばを家族3人で、食べる事になりました。
だから、通る人、通る人がうちらのことを見つめていたんですかねーw
私は、お父さんの2人連れが珍しいとばかり思ってたんですが、
よく考えたら、ざるそばしか買って上げられないかしらという見方もありますよねw※後から振り返って気が付きました。
「(みなさーん。これはお代わりなんですよ。2歳と5歳のくせに、ざるそばとラーメンをぺろりと平らげちゃうんです。)」と叫びたい気持ちになりました。
後からきたホットドッグもペロリ。
子どもを食事に向かわせる一番のカンフル剤は運動だなと
改めて実感しました。
食事を済ませ、休憩スペースにある大広間でジュースを飲むことにしました。ざっくり畳100畳分くらいのスペースで、家族連れには大変ありがたいスペースです。
クーの500mlを買い、しばらく落ち着くことができました。
ざるそばとラーメンというしょっぱいものを食べた後です。
ジュースもあっという間に飲んでしまいました。
Facebookに投稿しようと、スマホをいじっていると、娘がいきなり出口に向かって脱走を始めました。盗塁されたピッチャーの気持ちが理解できた気がします。
「ちょっと待って!」と追いかけようとすると、息子が「僕ウンチにいきたい」と言い出しました。「ごめんちょっと待ってて」と慌ててテーブルを片付け、娘を捕獲し、トイレに行きました。カエルの子はカエル。息子も大変な快便で、大した時間もかからず、ウンチを済ますことができました。娘も座らせたら、おしっこが出たので、万々歳です。
「よしそろそろ行こうか」と精算を済ませ、プールを後にしました。
車を走らせること3分。娘はソッコーで寝てしまいました。
帰宅後、11:20~15:01というレシートに刻まれている時間を見て、
なかなか感慨深い気持ちになりました。
のも束の間、すぐに我に返りました。
世の中のお母さんたちは毎日これくらいのことをこなしている。
たまに頑張ったからって、調子に乗ってはいけません。
子育てという名の修行はまだまだ続きます。
まだ、BBQやキャンプなどクリアすべき課題は山ほどあります。
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