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海外に行くと好きな食べ物が増える

こんにちわ。とっつーです。

コラボキャンペーン「#わたしの旅行記」が開催されているのを見かけました。
そうしたらなぜかタイトルの話を書きたくなって、はじめて記事らしい体裁の記事を書いてみることにしました。


初海外ではお茶に目覚める

はじめて海外に行ったのは小学校3年の時。
イギリスで働く親戚の家に休み中 滞在しました。
この時、ミルクティに目覚めました。
珈琲どころか日本茶も紅茶も苦手だった当時。
スコーンとミルクティの相性に打ちのめされ、
最後には毎食のようにミルクティを飲んで過ごし、
そして紅茶も日本茶も好きになりました。

海外2度目 トルコで目覚めたものは

次に海外に出たのは小学校6年の時。
家族でトルコを旅行しました。
そしてオリーブに目覚めました。
ピザのオリーブを余計なものと思っていた当時。
オリーブを丸ごとゴロンゴロンと出されて
しぶしぶ口にしているうちに…
おやつとしてオリーブをポリポリ食べるようになっていました。

海外3度目 スペインでも目覚める

その次は少し飛んで大学3年の時。
ガウディ作品を見にスペインはバルセロナへ。
この時に目覚めたのは卵でした。
苦手とか嫌いと思っていたわけではないのですが、
食べたいと思うこともなく買わない食材でした。
ポテトのスペインオムレツ
トルティージャ・デ・パタタスが美味しすぎて
帰国後も自分で作るようになり
他の卵料理も作るようになりました。

こうして公式が完成する

香港ではプーアール茶
フランスではクロワッサン
マレーシアではマンゴスチン
イタリアではモッツァレラチーズ
と続くうちに、いつしか
 海外に行く=好きな食べ物が増える
という公式が(私の中に)出来上がりました。

注:好き嫌いは激しくないよ

この流れだと好き嫌いが激しいと思われそうですが
拘るのは「より美味しく食べる」ことだけで
嫌いな物も食べられない物もほとんどありません。
好き嫌いがほとんどないから、とりあえずなんでも食べてみちゃうので…
(未知の食材の好き嫌いは分からないのでほとんどと言っておきます)

嫌いではないけれど好きでもない
意識にあがらないから自炊していると口にしない
そういう食べ物が「好き」に変わって
献立の選択肢に浮かぶようになるってことです。

なぜこんな現象が起きるのか

海外で初めて口にしたものもありますが、
基本的には日本で何度も口にしていたもの
何度も口にしながら好きではなかったものが
「好きになったもの」に並んでいます。

つまり
その土地の気温、湿度、陽射しや風の強さ、香り
流通している品種や鮮度、調理器具や調理法の違い
異文化の中に何日間もいるという環境
非日常にいるという高揚感
多くのことが絡んで起きる現象だと思っています。

国内旅行でもこの現象が起きることはあるのですが
日常に似た場所も多い国内では「毎回必ず」とはならないので公式に入らなかったみたいです。

だから旅行はやめられない

物流やネットが進化したと言っても
現地に行かなければ味わえないものがある。
「好きな食べ物が増える」は私にとってその象徴です。

好きな食べ物が増えるということは、
日常の選択肢が増え、楽しみが増えること。

滞在中や思い出だけではない
旅行の楽しみです。

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