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大喜利会に行った

知人が主催した大喜利会に参加した。大喜利は好きで昔は投稿やイベント参加などよくやっていたのだが、ここ10年くらいは数えるほどしかやっておらず、「大喜利できます」感を出しているくせに実践が伴っていないという一番ダサい状態にあった。腕が鈍る→バレたくない→できる感を出す→腕が鈍る…の負のループである。だからというわけではないが、ここらで久しぶりにやっておこうと思ったわけだ。

イベントのできるカフェ的な場所に有志が集まり、お題を出しては黙々と回答する。ただそれだけのシンプルな会だがとても楽しかった。ブランクはあるとは言え、好きなものは好きなのだ。大喜利好きが集まっているのである程度の前提知識ありきの答えなんかも増えるのだが、そんなノリが通じるのも久しぶりで嬉しい。ウケたりウケなかったりしながらひたすら回答する。時間があっという間に過ぎていく。

印象的だったのは、日本に遊びにきているという韓国人の方が参加していたことだ。韓国には大喜利の文化はないそうなのだが、日本の大喜利の動画を見て好きになりやってみたいと思ったとのこと。日本語も上手いしフリップをひっくり返すタイミングも完璧で、何の問題もなくウケたりウケなかったりしていた。自分が異国で知らない遊戯に参加して楽しめるかと考えたら絶対無理なので、相当すごいことなのだと思う。

「文化は国境を越える」的な言い回しは使い勝手と耳当たりが良過ぎて特に脳を動かさずに言ってしまうことがあるのだが、今回初めてそれを身をもって体感できた気がする。これまでペラペラのその場しのぎのフレーズとして言ってしまっていた言葉が、今後は多少なりとも実感を伴ったものとして発することができるとしたら、それだけでも参加した意義があるというものだ。

スト2関連の答えを連発してはしゃいでいたら、トイレに行っている間にジョジョの答えを出すノリに変わっていて全然ついて行けなくなったりもしたけど、それも含めて楽しかった。

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