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トークショーでした

佐賀県立美術館でやっている「おほしんたろう展」にて昨日と今日、ギャグ漫画家の和田ラヂヲ先生を招いてのトークショーを行った。僕が初めて不条理ギャグを浴びたのが週刊ファミ通に載っていたラヂヲ先生の漫画で、大袈裟でなくその後の人生の方向性が大きく変化したのだ。もしあの時期にファミ通を読んでいなかったら、今のような仕事はやっていないと思う。

トークショーの中で僕とラヂヲ先生が交互に1コマずつ描いて即興で4コマ漫画を完成させる、というのをやったのだけど、改めて「さすが和田ラヂヲ(急に敬称略)!」という気持ちにさせられた。僕が苦し紛れに投げた3コマ目を受けてもきっちり4コマ目で落としてくれる圧倒的なギャグパワー。近くで見てとても痺れた。花椒くらい痺れた。ビリビリ。

そもそも地元佐賀の美術館で展示のイベントをやらせてもらえるのがありがたいし、そこに尊敬する人が来てくれて一緒にイベントができるのもありがたい。これは、先祖が何かしらいい行いでもしたに違いない。ごちゃごちゃになっているスタバの返却口を、トレーはトレー、食器は食器に整理したりとか。だとしたらありがとう先祖。おかげさまで恩恵を受けさせていただいております。

とまあ、そんなこんなで非常に濃い二日間だった。うまくいかないことがメインの日々だけど、生きていればたまにこういう日があるのだ。またそんな日がくるようにこれからも頑張ろう。みたいなことを、全部の歯の間に豚肉が詰まった状態で思った(さっきスペアリブ的なやつを食べたので)。

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