バルーンにひきかえ自分は

仕事で佐賀インターナショナルバルーンフェスタに行った。世界中からバルーン競技者が集まる大会で、佐賀を代表するイベントの一つだ。僕が行く時間の競技は例年風の影響で中止になることが多いのだが、今年はラッキーなことに飛ぶところを見ることができた。

たくさんの巨大な気球が大空を飛んでいる雄大な光景を見ていると、Twitterでネット記事の見出しのおもしろ誤植が話題になっているのを見て「これ本当にミスなのかな？」と思ったり、明るく元気に接客してくるタイプのコンビニ店員（おそらく社員）に若干の押し付けがましさを感じたり、知人がInstagramのストーリーに鑑賞した舞台なり映画なりの写真を載せた際「ごちそうさまでした」とコメントを添えるのが気持ちが悪いなと思ったりする自分の人間的なスケールの小ささを実感させられる。

実感はするのだが、多分治らないし治さないだろう。それはそれ、これはこれだ。スケールの小さいままなんとか生きていく方向でいかせていただく。

ともあれ、間近で見るバルーンの迫力はすごいので、機会があれば佐賀バルーンフェスタに来ていただきたい。特産品のブースとかもあるので。みんな好きでしょ特産品。是非。