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今日一日

バリカンで頭を刈るのが面倒で、たまに行く1500円で丸刈りとシャンプーをやってくれる理髪店に行った。けっこう高齢のおばさまがやってくれるのだが、シャンプーの指の力が毎回ギョッとするくらい強くて痛い。今回は弱いといいなと願っていたが、やはり容赦なく強かった。痛いなと思いつつ、プロとしてのプライドを傷つけそうでなんとなく弱くしてくれと言えずにいる。いつか言える日がくるだろうか。

昼食に野菜のサンドウィッチを食べた。具が野菜のみという、子供のころに見たら到底理解不能な代物をわざわざ注文するくらいには大人になったのだ。会計時、絶対持っているはずのポイントカードを財布の中で見つけられずに新しいカードをもらった。後でポイントまとめられますから、と言われたが、そうやってもらったポイントを後でまとめた試しはない。だったらもらわなければいいのに「もしかしたらまとめるかも」という思いを捨てきれずに一応もらってしまう。一応、一応で余計なものを増やし続けて生きている。

道で見かけた自動販売機に「中止」と書かれた紙が貼ってあった。「故障中」とかではなく「中止」なところにメッセージ性を感じる。不可抗力ではなく自分の考えで止めているんだ、という意志の表明。一応、一応で行動してしまっている自分とは真逆のスタンスである。そう考えると、立ち姿も堂々としていてかっこいい気がしてくる。僕も多少はこの自動販売機を見習うべきかもしれない。

今日は他にもいろいろあったけど、書くのはここまでにしておこう。

中止!中止!

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